最西端の狭水路・白子川…6

(『最西端の狭水路・白子川…5』のつづき)

166061.jpg溝下橋をくぐると、屈曲の右側に結構な密度の桜並木が見えてきました。堤防に寄せて植えられているようで、枝は水面上に大きく張り出しています。

下写真は、くぐった溝下橋を振り返ったところ。護岸高があるので、大横川のように桜に手も触れんばかり、というわけにはいきませんが、お花見スポットがところどころにあるのを見ると、満開の時期に訪れてみたくなります。

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もう少し進んだ右手には、ごつい上端ヒンジフラップゲート(いや、単なるフタ、というべきでしょうか)のついた排水口が見られました。樋門などの合流設備に乏しい区間だけに、この程度のものでも印象に残ってしまいます。

さて、屈曲の向こう、垂れた桜の枝を透かしてチラリと、成増橋が見えてきました。「東京都河川図」では、「これより上流航行注意(未調査)」と注記があった、いわば未開拓(?)の区間です。水深もまだ余裕があるし、行けるだろうと思っていたら‥‥。

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一面のゴミが‥‥。

吹き寄せなのでしょう、もろもろが折り重なって、水面にしわが寄るほどの濃厚さ。しかも船外機艇が、最も苦手とする炭カル袋を多数視認! これが水面上に浮いているだけならまだよいですが、中性浮力を保って、水面下数十cmにたゆたっている例も多く、冷却水のインテークに吸い込んだら、ただでは済みません。

166065.jpgいったん停止して、奥の様子をうかがってみると、濃厚水域は途切れることなく、ずっと続いている模様。これは吹き寄せだけでなく、上げ潮による表層の逆流もあるかもしれません。

水深のある区間の終点はこのあたりで、成増橋上流は浅く流速があるため、逆流とせめぎ合ってゴミが溜まりやすいのかしら‥‥、と根拠薄弱な妄想をして、自分なりに納得することに。

時刻はもう干潮に転じているころ、これが下流に向かって流れ出せば、脱出も危うくなるに違いない‥‥。と、例によって小心エンジンが発動し、転回もせず後進で退却と相成りました。

まあ、警察調査の区間がひととおり眺められたことでもあるし、何より新鮮な川景色の連続で、満足感の深い初訪ではありました。ありがとう、白子川!
撮影地点のMapion地図

(26年12月30日撮影)

(『最西端の狭水路・白子川…7』につづく)

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タグ : 白子川

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