最西端の狭水路・白子川…5
(『最西端の狭水路・白子川…4』のつづき)

●三園橋の屈曲を抜けて、ふたたび前方は直線区間となりました。両岸は住宅が護岸近くまで迫り、高い建物以外はあまり視界に入ってこなかった今までとは、またちょっと違った雰囲気です。
水深は三園橋付近で2.3mだったのが、緩やかに浅くなり始め、ただいま2.1m。大きな凹凸がないのは救いで、まだそんなにビクつくことはなさそうです。エンジンをチルトアップするまでもないと判断し、このまま前進。
しかし、少しづつ幅が狭まってきたような気が‥‥。12~3mはあるでしょうか、護岸が高くなったと思えたのは錯覚で、幅が狭くなったので、そう感じられたのかもしれません。
●排水口の例のモノは、ご覧の通りすっかり寂しくなり、以前のものにくらべると、生えていてもチョロチョロといった程度に。やはり諸条件(?)が揃わないと、あの見事な「天然の前衛生け花」には至らないのだなあと、何やらしみじみする船頭。
中に一つだけ、勢いよく水を吐き出す穴がありました。ここだけ滞水層と接しているのか、まさか、上下水道の漏水でも拾っているのか‥‥。まあ、高潮位時は当然水面下になるはずですから、河水を吸ったのが、こうして出てきているだけかもしれませんね。

●4本目の橋、溝下橋に近づきました。簡素ながら、高欄の中央に施された透かし彫りの装飾が、逆光に映えて影絵のようです。
しかし、三園橋にくらべると、もう明らかに短いですよね。水路幅がぐっと狭くなったことを、実感させる眺めではありました。

●溝下橋手前から後ろを見て。三角形に切り取られた青空の下、くっきりと明暗をつくる垂直護岸。
よもや、こういった川景色を我が艇から眺められようとは、想像だにしていなかっただけに、今見ても、どことなく嬉しさがこみあげてくる風景ではあります。さて、遡上限界点への到達は成るでしょうか?
【撮影地点のMapion地図】
(26年12月30日撮影)
(『最西端の狭水路・白子川…6』につづく)

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水深は三園橋付近で2.3mだったのが、緩やかに浅くなり始め、ただいま2.1m。大きな凹凸がないのは救いで、まだそんなにビクつくことはなさそうです。エンジンをチルトアップするまでもないと判断し、このまま前進。
しかし、少しづつ幅が狭まってきたような気が‥‥。12~3mはあるでしょうか、護岸が高くなったと思えたのは錯覚で、幅が狭くなったので、そう感じられたのかもしれません。

中に一つだけ、勢いよく水を吐き出す穴がありました。ここだけ滞水層と接しているのか、まさか、上下水道の漏水でも拾っているのか‥‥。まあ、高潮位時は当然水面下になるはずですから、河水を吸ったのが、こうして出てきているだけかもしれませんね。

●4本目の橋、溝下橋に近づきました。簡素ながら、高欄の中央に施された透かし彫りの装飾が、逆光に映えて影絵のようです。
しかし、三園橋にくらべると、もう明らかに短いですよね。水路幅がぐっと狭くなったことを、実感させる眺めではありました。

●溝下橋手前から後ろを見て。三角形に切り取られた青空の下、くっきりと明暗をつくる垂直護岸。
よもや、こういった川景色を我が艇から眺められようとは、想像だにしていなかっただけに、今見ても、どことなく嬉しさがこみあげてくる風景ではあります。さて、遡上限界点への到達は成るでしょうか?
【撮影地点のMapion地図】
(26年12月30日撮影)
(『最西端の狭水路・白子川…6』につづく)

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タグ : 白子川
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