最西端の狭水路・白子川…4

(『最西端の狭水路・白子川…3』のつづき)

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排水口から生い茂るソレに意識を吸い取られていると、間なしに直線区間も終了。河道が西へカーブするさなかに現れたのは、三園橋。笹目通りを渡しているだけあって幅もあり、手前の護岸両側には、梯子も見られますね。

166052.jpg魚探の感は引き続き安定しており、水深2.5m、A.P.でいうと-0.9m前後。河底も凹凸なくなだらかと、こちらの方は当分心配なさそうです。

白子川の源流は練馬大泉の近く、台地上に谷間を刻みながら、比較的急な勾配で流れ下ってくる河相は、石神井川とよく似ています。

そういえば、石神井川の可航部も、割と水深が深かったっけ(過去ログ『石神井川初探訪…4』参照)。白子川も同様、台地上の豪雨による急激な増水に備えて、河道改修の際、十分な掘り下げがなされたとみてよいでしょう。


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三園橋をくぐったところで振り返って。コンクリートスラブが渡されたのみの、凹凸を一切廃した、こちらもストイックかつ、質実剛健そのものの橋の裏側。どこか、神田川の分水路に似た雰囲気です。

分水路‥‥暗渠でふと思ったのが、この幅の狭さや、周囲の宅地化の度合いからして、他の中小河川同様、場合によっては暗渠化されていても、おかしくない状況がかつてあったのではないでしょうか。開渠の可航水路として生き残り、今こうして舟行きすることができるのは、ありがたいというほかありません。

166054.jpg三園橋を過ぎ、なお続く屈曲区間。橋を境目に、排水口の例のモノは次第に勢いを減じ、下の写真でもわかるように、すぐに見られなくなってしまいました。

陽の当たる角度と、浸み出す養分(?)の関係なのか、彼らにとって、何か絶妙な塩梅があることを感じさせます。その代り、とでもいいたげに、天端からは植え込みのおこぼれなのか、草木がオーバーハングを作って、眺めに変化を与えていました。

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三園橋を振り返りながら、続けて最微速前進。切り立つ護岸ますます高く(測っているわけではありませんが)、反射する陽光のぬくもりを感じながら、艇をそろりそろりと歩かせます。
撮影地点のMapion地図

(26年12月30日撮影)

(『最西端の狭水路・白子川…5』につづく)

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タグ : 白子川 橋の裏側

コメント

No title

こんにちは!
いつも楽しく拝見させて頂いております。

新河岸川の笹目橋の下と排水の場所はたまに釣りに行きます。
笹目下は夜になると橋の灯りにシーバスが集まってくるのですが、沈んでいる障害物も魚の集まる要因のひとつになっていると思うと興味深いです。

こちらは先日カヤックで旧中川と北十間川に行ってきました。
自分のブログは外輪太郎さんのようなクオリティの高いブログと違ってギャグがメインのブログですが。

Re: No title

>ZANさん
ご無沙汰しております! なるほど、笹目橋下の何か沈んでいるところは、釣りの穴場でもあるのですね。北十間川はいかがでしたでしょうか、水も澄み空も晴れ渡るこの時期、きっと楽しまれたことと思います。
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