最西端の狭水路・白子川…3

(『最西端の狭水路・白子川…2』のつづき)

166046.jpg
消失点に吸い込まれそうな直線区間は、約400m。左手、東岸には、都水道局三園浄水場が広がっているはずですが、河道幅にくらべて護岸高があることもあり、様子はうかがいしれません。右前方に四角い暗渠の吐口が見えるのが、構造物としての数少ない変化です。

護岸をよく見ると、若干角度をつけた下半分と、ほぼ垂直の上半分とでは色が違いますが、上部は後年積み増されたのでしょうか。

166047.jpg右手のフェンスが途切れたあたりで、護岸天端から枯れた雑草が、まるでオーバーフローするように垂れ下がってきた‥‥のはさておき、水際のモコモコ君に、ふたたび目を奪われました。

急激に成長をたくましゅうして、鮮やかな錆色でがぜん存在感を増し始めたたばかりか、草を茂らせるものまで現れたからです!



166048.jpg
こっこれは‥‥。

小さな排水口から生じたものとは、とても思えないくらいのカサがあります。すでにモコモコではなく、モシャモシャと呼んでもよいくらいのレベルになってきました。

166049.jpg逆光で、何かホコリっぽいような写真になってしまいましたが、モシャモシャたちは進むにつれてますます大規模化(?)し、しかもそれが排水口の間隔そのままに、ズラリと護岸から盛り上がった姿を整列させているのですから‥‥。正直、息を呑みました。

これはもはや、排水口という呼び名は適当ではないでしょう。これだけの植物を繁茂させるに足るナニカを浸出させている、未知のエネルギーの供給口のような気すらしてきましたわ!

166050.jpg
おまえは前衛生け花か。

‥‥と、思わず突っ込みたくなるような、草だけでなく木まで生やしたこの雄姿! 壁面の排水口がここまで草木をはぐくめるなら、ラピュタだって本当にあっても不思議はない(意味不明)。

しかし、この誉めてやりたいほどの茂りっぷり、陽当たりの良さはもとより、よほど河畔の土壌に、イイ感じの栄養が含まれているのでしょうか。
これらモシャモシャ一つ一つに、かような環境に適した花や、イネ科の種でも植え付けておけば、花の咲くのを楽しめたり、作物が収穫できたりするかも‥‥などと、カン違いした妄想がふくらんでしまいました。


(26年12月30日撮影)

(『最西端の狭水路・白子川…4』につづく)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ボートへ
にほんブログ村
関連記事

タグ : 白子川

コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する