師走の新河岸川…6

(『師走の新河岸川…5』のつづき)

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166027.jpg下路式の橋が絶えると、都内区間も残り少なくなったお知らせ。高圧線の鉄塔を橋詰に従える、新早瀬橋の向こうには、笹目橋の赤い桁が小さく見えてきました。

高砂鐵工のあたりもそうでしたが、堤防の積み増しが、かなりの延長に渡って行われたようですね。旧来の堤防の上に、まだ新しいコンクリートの肌を見せた増築部分が、白く陽光を反射して、静かな川面にも姿を映しています。

魚探の感を見ると、水深3.2m。独航艀の入っていた区間からくらべれば、少し浅くなってはきたものの、十分余裕があります。河底の状態も、ご覧のとおりなだらか。

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笹目橋に近づいてきました。過去ログ「新河岸川再訪…9」でも触れましたが、潮位が低く流速の早い時間帯は、この橋の直下中央の水面が、もこりと盛り上がるほど不自然な波が立っていました。

底状が平らでないことは明らかで、河底に大穴でも開いているか、岩など沈置物のたぐいでもなければ、こうはなりません。

166029.jpg水上警察作成の「東京都河川図」で確かめてみると、まさにその通り。「笹目橋下浅い」と注記がつき、前後の水深がA.P.-1.2~0.9mあるのに、ここのみ跳ね上がったように、A.P.-0.3m! 大潮の干潮時には、通りたくない水深です。しかし、いったい何が沈んでいるのでしょうね?

この日は潮位が高かったこともあり、直上を通ってもまず危険はなかったのですが、知ってしまえばなおさら、気味の悪いのも確か。大事を取って、北岸沿いに寄せて橋をくぐりました。謎の盛り上がりがある、河道中央さえ避ければ、水深はご覧のとおり、余裕の3.4m。



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笹目橋の向こうは、再び荒川と堤防1本で接する区間。風景は一変し、枯草の法面が迫り、水際には点々と灌木が茂る、のどかな川景色となってきました。流路幅もこの先で、じょうごの口のようにぐっと狭まってきます。
撮影地点のMapion地図

(26年12月30日撮影)

(『師走の新河岸川…7』につづく)

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タグ : 新河岸川

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