西天竜頭首工…2
(『西天竜頭首工…1』のつづき)

●寄り道を重ねようやく、頭首工本体の全体像を。上は上流川東岸からの眺め。こちらは水面が平らかなので、堰柱と山並みが水鏡に映り、なかなか素敵。何度も騒いでいますが、山の迫る可航水路っていいですわ。
右写真は下流側、西岸より。二段のシェル式ローラーゲート。こちらから見ると、コンクリート部分の露出面積があるせいか、くたびれた雰囲気が濃厚で、ちょっとかわいそうでもあります。

●管理橋上から西岸を見て。釜口水門を見た後なので、質実剛健ぶりが強調されて映りますが、またそれがよし。山の緑、骨材の出たコンクリートの白さ、鋼材の色あせた肌、すべてが輝いて、快晴の陽射しがありがたくなる角度ではあります。
左は本体のゲート「制水門扉」の銘板。舟通しと同じく昭和51年製造、扉体寸法は20×4.1m。

●堰柱・巻上機室をアップで。昔の街灯と同じ灯器の橋灯が懐かしい感じ。
●古くから開けた土地柄ですから、こんな奥地‥‥といっては語弊がありますが、内陸のそのまた奥深く、しかも大河川の流頭部に位置する標高の高い場所に、二つもの閘門が、しかも現役で存在しているなんて!
その事実だけで満腹になりそうなのに、実際に訪ねられ、目の前にできた幸福感! 今回諏訪を訪ねておいて、本当に良かったです。二つの舟通しを通航するツアーなんて実施されたら、それこそ横っ跳びに駆けつけるのですが!
(26年11月30日撮影)
(この項おわり)

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右写真は下流側、西岸より。二段のシェル式ローラーゲート。こちらから見ると、コンクリート部分の露出面積があるせいか、くたびれた雰囲気が濃厚で、ちょっとかわいそうでもあります。


左は本体のゲート「制水門扉」の銘板。舟通しと同じく昭和51年製造、扉体寸法は20×4.1m。

●堰柱・巻上機室をアップで。昔の街灯と同じ灯器の橋灯が懐かしい感じ。
●古くから開けた土地柄ですから、こんな奥地‥‥といっては語弊がありますが、内陸のそのまた奥深く、しかも大河川の流頭部に位置する標高の高い場所に、二つもの閘門が、しかも現役で存在しているなんて!
その事実だけで満腹になりそうなのに、実際に訪ねられ、目の前にできた幸福感! 今回諏訪を訪ねておいて、本当に良かったです。二つの舟通しを通航するツアーなんて実施されたら、それこそ横っ跳びに駆けつけるのですが!
(26年11月30日撮影)
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