釜口水門を訪ねて…1

(『湖畔の宿にて』のつづき)

162046.jpg
湖面にそびえる、噴水の白い水柱を背に、釜口水門へお初のご挨拶。

ちょっとずんぐりむっくりながらも、がっしりとした堰柱の居並ぶその姿! 国内有数の急流河川、天竜川を制するにふさわしい頼もしさですね。

162047.jpgこの釜口水門、昭和11年竣工の同名旧水門に代わり、10年の歳月を費やして昭和63年に完成したもの。31河川が流入しながら、吐口は天竜川たった1ヶ所という諏訪湖の洪水防止、天竜川の流量調節など周辺の治水を一手に担う、まさに要の存在といってよい水門です。

両岸に広がる湖畔公園は、旧水門の撤去と併せて平成5年に整備完了したものだそう。好天も手伝ってか、散策の人はもとより、釣り人さんの姿も多く見られる、人影の絶えない賑やかな水門でもあります。

162048.jpg上に掲げた案内図とは変わって、こちらは残念ながらすっかり退色し、判読も難しいほどですが、諏訪湖側上空から見た公園のレイアウトと、水門との位置関係がわかりますね。

駐車場、お手洗い、東屋だけでなく、水門にゆかりのあるいくつかの記念物・展示品、管理棟には「水の資料室」まであるという、その筋の方にとっては退屈しないところです。


162049.jpg
「キノコ型」と分類したくなるような、堰柱の一つをアップで一枚。‥‥あらら、手前に街灯が入ってしまった。

背はそんなに高くないので、見上げるような、といった迫力はないものの、エッジの立った外観は、なかなかシャープな印象です。

162050.jpg
横から見ると、シャフトの部分にさりげなく丸窓が配されていたりして、目立たないところにも気配りされた感じがします。単なる治水施設でなく、公園の一部という一面もありますから、人の目線を意識して考えられたのでしょう。管理橋も、路面にはタイルが貼られ、植え込みもきれいに刈り込まれて、あまねく手入れが行き届いています。

さて、どちらから眺めようか‥‥。越流する水音が耳に心地よいこともあり、まずは下流側から見てみることにします。
撮影地点のMapion地図

(26年11月30日撮影)

(『釜口水門を訪ねて…2』につづく)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ボートへ
にほんブログ村
関連記事

タグ : 釜口水門 天竜川 諏訪湖

コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する