大津閘門の周辺…3

(『大津閘門の周辺…2』のつづき)

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鹿関橋の上から下流側を眺めると、第一トンネルのポータルが遠くに望めました。

ズームをいっぱいにしてたぐり寄せれば、何とかポータルを大写しにできる(10月19日からのタイトル参照)ものの、ディテールを味わうにはいま一つ。マイタゲートもよく見てみたいし、やはり、近寄ってみるしかなさそうです。

159065.jpgしかし、両岸の曳船道もはっきり残されて、昔の絵葉書で見た光景と、さほど変わりがないのが嬉しくなりますね。

前回触れた、両市長の試験航行の動画では、草も刈り払われてさっぱりしていましたが、この日はごらんのとおり緑濃く、ちょっと遺構風の雰囲気でした。試験航行が実施されたのが冬で、木々の葉が落ちていたのもあるでしょう。

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例によって、今回と近い場所で撮られた昔の絵葉書を。「琵琶湖疏水の再舟航化成るか?」から、「大津疏水墜道入口」を、トリミングして再掲します。

現在との大きな違いは、左側の曳船道に、コンクリート製らしい高欄が連ねてあるのと、屋根舟の乗り場として小屋掛けがしてあること。右側には高欄が備えられていないところを見ると、あるいは客扱いする舟は下航のみで、遡上便はなかったのかもしれません。坑口に梁のようなものが渡されているのも、気になりますね。マイタゲートの扉体を支える仕掛けでしょうか?

159067.jpg鹿関橋を離れて下流側に進むと、道はぐんぐん高度を上げて、疏水は堀割の谷間へ遠ざかってゆく形に。地勢からして、普通なら川の上流へ向かっていることになりますが、こと疏水となるとこちらが下流になるのですから、何やら妙な気持になります。

しゃれた造作とはうらはらに、厳重かつ近寄りがたい柵をすかして、坑口が見えてきました。まだだいぶ距離がありますが、ディテールが判別できるような写真は撮れるでしょうか。

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撮影地点のMapion地図

(26年9月21日撮影)

(『大津閘門の周辺…4』に続く)

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タグ : 琵琶湖疏水 絵葉書・古写真

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