改修成った行徳可動堰
(『8月20日の江戸川水閘門』のつづき)
●昨年6月、「行徳可動堰の改修…1」、「行徳可動堰の改修…2」で触れたように、老朽化した堰柱の補強と、扉体周りの更新を進めていた行徳可動堰。約一年を経て訪ねてみたら、残る2つの堰柱および扉体も改修が終わっており、面目を一新していました。
原型を尊重したと思しき改修を施されたとあって、遠目に眺めた印象は以前と大きく変わらないのが嬉しく、ずらりと並んだその威容を楽しみながら、微速で接近。

●まずは前回、未改修だった右側の2基にぐっと近寄って。
下部を分厚くコンクリートで巻き立てられ、巻上機室も同様に大ぶりとなったのは、昨年見た左側の2基同様。扉体もシェル式ローラーゲートに更新され、竣工以来のローリングゲートは、これで姿を消したことになります。

●右側2基が少々光の塩梅が悪かったので、昨年改修済みの左側2基も一枚。ううん、この角度から見上げると本当に格好がよいのですが、直前に橋が架けられてしまったら、もう拝めなくなるなあ‥‥。
下写真、単体で真正面から眺めると、意外とほっそり見えて、また違った印象ですね。入り組んだ側面のディテールと、橋脚を兼ねた堰柱の長い全長が、もっと幅があるように錯覚させているのかもしれません。

●次に訪ねるときはもう、架橋工事が始まっているのでしょうか。せめてこの日このときの姿を、愛でておくこととしましょう。
【撮影地点のMapion地図】
(26年8月20日撮影)
(この項おわり)

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原型を尊重したと思しき改修を施されたとあって、遠目に眺めた印象は以前と大きく変わらないのが嬉しく、ずらりと並んだその威容を楽しみながら、微速で接近。

●まずは前回、未改修だった右側の2基にぐっと近寄って。
下部を分厚くコンクリートで巻き立てられ、巻上機室も同様に大ぶりとなったのは、昨年見た左側の2基同様。扉体もシェル式ローラーゲートに更新され、竣工以来のローリングゲートは、これで姿を消したことになります。


下写真、単体で真正面から眺めると、意外とほっそり見えて、また違った印象ですね。入り組んだ側面のディテールと、橋脚を兼ねた堰柱の長い全長が、もっと幅があるように錯覚させているのかもしれません。

●次に訪ねるときはもう、架橋工事が始まっているのでしょうか。せめてこの日このときの姿を、愛でておくこととしましょう。
【撮影地点のMapion地図】
(26年8月20日撮影)
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