6月14日の目黒川…9
(『6月14日の目黒川…8』のつづき)

●最後の屈曲を過ぎると開けるのは、都内有数の桜密度を誇る目黒雅叙園のあたり。ご覧のとおり、空を写す水面以外は黒々と影に沈んで、ひんやりとした冷気すら感じられるほど。まったく、街中であることを忘れさせそうな静謐さです。
いったん回復した水深は、このあたりからふたたび、じりじりと上り坂を描き始め、現在3.6m。水位が高い時間帯とはいえ、そろそろ足下に気をつけつつ歩かせねばなりません。

●ようやく木漏れ日ならぬ、ビル漏れ日が回復してきたあたりで、最終区間の入口たる、太鼓橋に近づきました。名は体を現わさず、一径間のしかも平たい鋼桁橋ですが、側面を飾る石張りが陽射しに目地を浮き出させて、どこか誇らしげな印象でした。

●太鼓橋の裏側を仰いで一枚。桁裏から新旧何本か、鎖がぶら下がっていたのが気になりました。清掃船などをもやうため、桁裏にアイをつくったロープが下がっているのはよく目にしますが、これはどんな用途があるのでしょう。もやいにするには、ちょっと長さが足りなそうではありますね。
太鼓橋に意識を吸い寄せられて、魚探の感を見るのがすっかりお留守になってしまい、気づいたらもう、1.7m! う~ん、以前より浅くなったような気がするのですが、気のせいかな? ともあれ、ゴールまであとわずか、魚探の見張りを怠らずに、微速前進。
【撮影地点のMapion地図】
(26年6月14日撮影)
(『6月14日の目黒川…10』につづく)

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いったん回復した水深は、このあたりからふたたび、じりじりと上り坂を描き始め、現在3.6m。水位が高い時間帯とはいえ、そろそろ足下に気をつけつつ歩かせねばなりません。

●ようやく木漏れ日ならぬ、ビル漏れ日が回復してきたあたりで、最終区間の入口たる、太鼓橋に近づきました。名は体を現わさず、一径間のしかも平たい鋼桁橋ですが、側面を飾る石張りが陽射しに目地を浮き出させて、どこか誇らしげな印象でした。


太鼓橋に意識を吸い寄せられて、魚探の感を見るのがすっかりお留守になってしまい、気づいたらもう、1.7m! う~ん、以前より浅くなったような気がするのですが、気のせいかな? ともあれ、ゴールまであとわずか、魚探の見張りを怠らずに、微速前進。
【撮影地点のMapion地図】
(26年6月14日撮影)
(『6月14日の目黒川…10』につづく)

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