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6月14日のゲートブリッジ

(『6月14日の13号地沖』のつづき)

154011.jpg浮きドックの目くばせに意識を吸い取られつつも、針路にはしっかり第三航路とゲートブリッジをとらえ、プレーニングで気持ちよく南下。ほんのご近所にもかかわらず、ずいぶんご無沙汰してしまいました。

空気は澄んでいますが、沖合はるかはうっすら霞んで、アクアラインの風の塔や、半島の山並までは見えません。爽やかとはいえ、やはり初夏なのです。


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154013.jpg若洲側トラスは、太陽を背負い黒々と不敵な表情。転じて中防側は対照的に、構造や橋脚の東側が陽射しで輝いて、ディテールを堪能できる角度といったところ。

風は少し出てきたものの、北寄りとあって水面は穏やかで、回転数をしぼると、船体が水を分ける音が、やけに耳につくくらいの静けさです。もうちょっと、沖に出てみましょう。


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橋をくぐり南側に出て、エンジンを止めて一服つけつつ漂泊。行き足が止まると、艇は風向とは反対の北側に、結構な速度で流され始めました。干潮に転じて2時間以上経つはずですが、このあたりは地形や潮流の関係で、逆に北流するのでしょうか。

若洲側トラスの下に居並ぶビル群が、朝日を浴びて輝いているのを一枚。沖から遠望すると、切れ目なく連なるビル群が屏風のように見えて、これでは内陸が暑くなるのも無理はない‥‥などと、素人考えで納得してしまいました。

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右に目を転じれば、スカイツリーも展望台をギラリと光らせて、いつもと違った表情です。これもズームでたぐり寄せて一枚。

船影のない静かな第三航路と、ゲートブリッジの朝の表情を堪能して、まず文句のない出だし。西に舵を取り、これも久しぶりの中防水路を通って、第一航路に出てみましょう。

(26年6月14日撮影)

(『6月14日の中防水路…1』につづく)

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タグ : 東京港東京ゲートブリッジ東京港臨海大橋

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