3月23日の水路風景…3
(『3月23日の水路風景…2』のつづき)

●くだんの工事現場の様子を見てゆこうと、勝鬨橋をくぐって河口部へ。中央径間の高欄にも、先ほどテラスにあったもものと同じ、通航止めの横断幕が。いよいよ勝鬨橋も、第一橋の座を譲る日が間近に迫ってきた‥‥見上げながら、そんな感を深くするシーンでした。
河口を望んでみると、長らく両岸近くにあった錆色の足場が取り去られて、少しさっぱりとした感じがします。完成した橋脚を眺めてみましょう。

●上が西側、右が東側の橋脚。表面には石張り風の装飾が施され、水切りの曲面には、何本かフェンダーも備えられていますね。天端には足場がかけられ、支承の工事に取り掛かっているようです。
「環状2号線隅田川橋梁(仮称)整備事業」(東京都第五建設事務所)でもわかるように、中路式のアーチという構造上、橋脚の背は低く、大潮の満潮時にはほとんど水面下に隠れてしまいそうですね。
完成予想図を見たかぎり、築地市場に横付けする鮮魚運搬船は、とてもくぐることができないように思えます。5月の中央径間架設後は、いよいよお役御免となるのでしょうか?

●ごめんなさい、東側の橋脚に吸い寄せられ過ぎて、左側を走ってしまいました‥‥。反航船がいないのが、せめてもの幸い。
浜離宮前から、築地市場と勝鬨橋が一望できる、戦前以来の「大川口」の川景色。この風景も、もうすぐ過去のものとなるのですね。よ~く眺めておこう。
(26年3月23日撮影)
(『3月23日の水路風景…4』につづく)

にほんブログ村


河口を望んでみると、長らく両岸近くにあった錆色の足場が取り去られて、少しさっぱりとした感じがします。完成した橋脚を眺めてみましょう。


「環状2号線隅田川橋梁(仮称)整備事業」(東京都第五建設事務所)でもわかるように、中路式のアーチという構造上、橋脚の背は低く、大潮の満潮時にはほとんど水面下に隠れてしまいそうですね。
完成予想図を見たかぎり、築地市場に横付けする鮮魚運搬船は、とてもくぐることができないように思えます。5月の中央径間架設後は、いよいよお役御免となるのでしょうか?

●ごめんなさい、東側の橋脚に吸い寄せられ過ぎて、左側を走ってしまいました‥‥。反航船がいないのが、せめてもの幸い。
浜離宮前から、築地市場と勝鬨橋が一望できる、戦前以来の「大川口」の川景色。この風景も、もうすぐ過去のものとなるのですね。よ~く眺めておこう。
(26年3月23日撮影)
(『3月23日の水路風景…4』につづく)

にほんブログ村
- 関連記事
-
- 3月23日の水路風景…6
- 3月23日の水路風景…4
- 3月23日の水路風景…3
- 3月23日の水路風景…2
- 3月23日の水路風景…1
コメント
コメントの投稿