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平林3号水門とロータリーボート!

144001.jpg昨日2月7日は、用事があって大阪市は住之江区におりました。現地の方のクルマに乗せていただいての移動中、貯木場とそれを守る水門が集中する、平林のあたりを通ったのです。東京でいえば、新木場といったところでしょうか。

遊びに来たのではないと、最初はぐっとガマンしていたものの、魅力に抗しがたく、「2~3分時間をください!」とお願いしてクルマを停めてもらい、飛び降りるや猛ダッシュで撮ったのが以下の数枚。後でタイムスタンプを見てみたら、きっかり3分間でした。
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敷津運河との丁字流もほど近い、第3貯木場の入口にある水門を、南側から撮ったのがこの1枚目。扉体とともに緑色に塗り上げられた鋼製の堰柱が、質実剛健で港湾部らしい感じ、というのが第一印象。

左に見える、ちょっと不安定な感じの操作室らしい建物もいいですね。信号の灯器が堰柱に取り付けられておらず、巻上機架台の真ん中に突っ立っているのが、東京ではあまり見ないやり方でユーモラスです。

144003.jpg銘板は‥‥と駆け寄ってみると、水門の基礎にありました。平林3号水門、昭和51年3月竣工、石川島播磨重工業製。「何号水門」という呼び名にシビレルものが。そういえば堰柱にも、「3」のナンバーが振ってありましたね。

クルマを降りたときから、船とわかる爆音がすぐ近くで聞こえていたのですが、さりとて水門の周りはフェンスで囲まれ、堤防も高くてとっかかりに乏しい‥‥。あせっていたことも手伝い、まずは水門周辺をと、川景色を後回しにしてしまったのが、運のつきでありました。
撮影地点のMapion地図

144004.jpgおっとっと、と言葉が出そうな、2階を水路側へ張り出させた操作室。小さいながら、水門の簡素さに似合わずがっしりとした感じのする建物で、サイレンなのでしょうか、四方ににょっきり突き出した、ラッパを頂いているのが面白いですね。

この直後、操作室の向こうにあるスペースをのぞいてみると、何とか堤防上によじ登れそうなところを発見。間近に船の爆音を聞きながら、ごめんなさい、と失礼して上がってみると‥‥。

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おお、対岸にも兄弟水門が。貯木場と水門の番号が一致しているところから考えて、平林4号水門というのでしょうか。船は小型の曳船で、高い爆音の割にはゆっくりした速度で、遠ざかってゆくところでした。

‥‥アレ? いや、ちょ、ちょっとあの船、もしかしたら!

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ロータリーボートじゃないか!

一枚窓で幅の狭い独特のキャブ、タライのような船体、後ろ姿でも間違えっこありません。
あわててズームでたぐり、二度三度とシャッターを切りながらも、まあ、悔しくてたまりまなんだ! 先に堤防を登っていれば、ベストアングルでまみえたのに!

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ホンモノのGoogleマップで上の画像を見る

実は、この地を訪ねることが決まったとき、何とはなしに眺めていたGoogleの航空写真で、ロータリーボートが写っていたのに気づかされたのでした。しかもまさにここ、第3貯木場で!

航空写真で見たかぎり、大阪も東京同様、筏の扱いは止めてしまったようだし、このロータリーボートたちも、きっと引退してしまったに違いない‥‥。そう思い込んでいただけに、現役で動くさまを目の当たりにして、本当にびっくりしたものでした。
(ロータリーボートについては、同名のタグで関連記事を参照)

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144008.jpg嬉しいのと、地団駄踏みたくなるくらいの悔しさがないまぜになった、複雑な気持ちを抑えてカメラを構えなおしました。東に向き直り、平林3号水門の表側と正平橋を撮って、堤防をへっぴり腰で降り、ふたたび猛ダッシュでクルマへ。

う~ん、ギギギと歯がみしたくなるような、この気持ちの収まらなさ。ロータリーボートが引退する前に、何とか機会を作って、またここへ来てみたいものです!


(26年2月7日撮影)

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タグ : 住吉川 平林3号水門 曳船 ロータリーボート

コメント

ろーたりー

ロータリーボートだったらまだバリバリ現役で平林を走ってるよ。
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