西広堰…2
(『西広堰…1』のつづき)
●近づいて管理橋をよく見てみると、クルマが通れそうな幅員があるようで、橋脚ごとに街灯も備えられ、単なる人道橋とは思えない雰囲気。
今回、対岸には行ってみなかったのですが、ここから眺めたかぎり、管理橋の対岸は取り付け道路がつながっているように見えました。本来は車道橋として造られたものの、北岸に土地の確保ができず、こちらは暫定的に階段のみとされたのかもしれません。
●管理橋に上がれなかったので、堰柱の銘板は確認できなかったものの、管理橋の桁側面に橋のメーカーズプレートを発見。
何分夕方ということもあり、数枚撮ったのですが、どれもピンボケで判読が難しいありさま。1977年3月竣工であることがわかっただけでも、よしとしなければならないでしょう。

●堰柱はまったく飾り気のない、質実剛健といった雰囲気。巻上機室は両岸が上流側1枚窓、中央の2基が幅広で、2枚窓となっていました。
扉体を上流側に回って眺めてみると、スキンプレート一面にべったりと、泥の汚れがこびりつき、塗色もほとんど見えないくらいです。農業用水の取水堰として、水田に湛水させる時季は常時閉となるためでしょう。

●上流側から、西広堰の全景を眺めて。簡素ながら頼もしいその姿、泥にまみれた働きものの偉丈夫といったところでしょうか。
堰の周辺は駐車場に加えて、散策道として擬木の柵や緑地が整えられているのですが、高い柵と松などの植木に邪魔されて、全体像を心おきなく眺められる場所に乏しいのが、ちょっと残念でした。
(25年12月8日撮影)
(『西広堰…3』につづく)

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今回、対岸には行ってみなかったのですが、ここから眺めたかぎり、管理橋の対岸は取り付け道路がつながっているように見えました。本来は車道橋として造られたものの、北岸に土地の確保ができず、こちらは暫定的に階段のみとされたのかもしれません。

何分夕方ということもあり、数枚撮ったのですが、どれもピンボケで判読が難しいありさま。1977年3月竣工であることがわかっただけでも、よしとしなければならないでしょう。


扉体を上流側に回って眺めてみると、スキンプレート一面にべったりと、泥の汚れがこびりつき、塗色もほとんど見えないくらいです。農業用水の取水堰として、水田に湛水させる時季は常時閉となるためでしょう。

●上流側から、西広堰の全景を眺めて。簡素ながら頼もしいその姿、泥にまみれた働きものの偉丈夫といったところでしょうか。
堰の周辺は駐車場に加えて、散策道として擬木の柵や緑地が整えられているのですが、高い柵と松などの植木に邪魔されて、全体像を心おきなく眺められる場所に乏しいのが、ちょっと残念でした。
(25年12月8日撮影)
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