11月1日の大岡川…4
(『11月1日の大岡川…3』のつづき)
●人道橋・蒔田公園橋(タイトル参照)をくぐって、初めて見る分流点上流の大岡川。今までとはだいぶ、雰囲気が違いますね。考えてみれば、ここからが湾入の外縁を埋め残したものでない、自然河川としての河道になるわけです。
向って左側の護岸は、首都高の出入口が設けられたせいでしょう、近年改修された風のフラットな護岸ですが、右側は艀輸送華やかなりしころの、石垣護岸が残っている! 今までとの大きな違いはここですね。

●しかも堀割川同様、繋留のためのアイが凹部を切って設けられ、かつてを思い起こさせるムード満点。昔はここにもびっちりと、艀がもやっていたんだろうなあ。
このあたり、計画高水位が高いのか、石垣の上にコンクリート護岸が積み増され、往時のままとはいかなくなっているものの、残してくれたのはやはり、ありがたいものです。
蒔田公園の横を過ぎ、さらに進んでゆくと、右のように魚探の感が傾斜を示しはじめ、ぐんぐんと浅くなってきました。もう少し進みたい気もするのですが、念のためここで反転としましょう。

●下流に向き直ってみると、遡上時とはまた違った雰囲気。左手から入ってくる本線と、右岸に沿って高度を稼ぐ、丸みのあるデザインの入口の高架が、前方はるかに集まりつつあるのが見て取れ、いかにもこれから高架が主役、といったような、どこかわくわくするような眺めでした。
●M艇長、川面から周りを見回しつつ「静かなところですねえ…。」と一言。本当に、首都高が間近を通っていると思えないほどですよね。ときおり、公園で遊ぶ子供たちの声が聞こえ、「街鳴り」ももちろんあるのでしょうが、それすら気にならないほどの静けさ。
水面の低さゆえか、河水が音を吸ってくれるのか…。いずれにせよ、ふと気付けば、川面は街中でも「静かだなあ」と感じさせられることが多いのです。
【撮影地点のMapion地図】
(25年11月1日撮影)
(『新しい霞橋』につづく)

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向って左側の護岸は、首都高の出入口が設けられたせいでしょう、近年改修された風のフラットな護岸ですが、右側は艀輸送華やかなりしころの、石垣護岸が残っている! 今までとの大きな違いはここですね。


このあたり、計画高水位が高いのか、石垣の上にコンクリート護岸が積み増され、往時のままとはいかなくなっているものの、残してくれたのはやはり、ありがたいものです。
蒔田公園の横を過ぎ、さらに進んでゆくと、右のように魚探の感が傾斜を示しはじめ、ぐんぐんと浅くなってきました。もう少し進みたい気もするのですが、念のためここで反転としましょう。

●下流に向き直ってみると、遡上時とはまた違った雰囲気。左手から入ってくる本線と、右岸に沿って高度を稼ぐ、丸みのあるデザインの入口の高架が、前方はるかに集まりつつあるのが見て取れ、いかにもこれから高架が主役、といったような、どこかわくわくするような眺めでした。

水面の低さゆえか、河水が音を吸ってくれるのか…。いずれにせよ、ふと気付けば、川面は街中でも「静かだなあ」と感じさせられることが多いのです。
【撮影地点のMapion地図】
(25年11月1日撮影)
(『新しい霞橋』につづく)

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タグ : 大岡川
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