いとしの護衛艦「いずも」…5
(『いとしの護衛艦「いずも」…4』のつづき)

●「あきつしま」は「しきしま」の2番船とされていますが、20年を隔たっての建造となるため、さまざまな改良や新機軸が盛り込まれているとのこと。一見してわかる違いは、やはり兵装でしょう。
「しきしま」では船首尾に備えられていた35mm連装機関砲が、「あきつしま」では新型の40mm単装機関砲に変わりました。船橋前両舷にある20mm機関砲のレイアウトはよく似ています。船橋も幾分小ぶりになって、スマートな印象です。

●基準排水量6500t(間違っていたらごめんなさい)、海保最大巡視船の威容を堪能。いや~、こちらも「いずも」とはまた違った風味の格好よさ。
船首に向かって、ぐっと持ちあがった舷側のライン、さらにブルワークで乾舷を高めたあたり、凌波性のよい、いかにも航洋型といったたくましさを感じさせます。

●艇を微速で進めながら眺めまわしていたら、水面にオレンジ色も鮮やかな一本のラインが。JMUの磯子工場マップにある、修理ドックの扉船ですね。水門でいう扉体ですが、これは開くときに扉の中の水を排水し、船のように浮かせて移動させるのでしょう。
入渠中の船は何だかわかりませんでしたが、扉船を間近に見ることもそうないので、興味深く拝見。「いずも」を造った建造ドックは、この左側にあります。

●第一突堤とクレーン越しに、「いずも」の艦橋構造物を眺めて。名残り惜しいですが、そろそろ腰を上げなければいけません。
突堤の上に、FRPの白いカッターらしい艇が二隻…。巡視船の装載艇かしら?

●一見、のんびりと艦船見物をしているように思えますが、何しろ湾内でも風下側のこととて、微速で歩かせるとまあガブること。少々ツラくなってきたこともあり、後ろ髪をひかれる思いでJMU前を離脱です。
振り返ると、「いずも」が巨体を逆光に黒く沈ませつつ、並み居る艦船の中で、桁違いの存在感を放っていました。ありがとう、「いずも」!
配属はどの基地になるのでしょう? もし呉や佐世保になったら、めったに会えなくなるなあ…。
(25年9月28日撮影)
(『9月28日の堀割川…1』につづく)

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●「あきつしま」は「しきしま」の2番船とされていますが、20年を隔たっての建造となるため、さまざまな改良や新機軸が盛り込まれているとのこと。一見してわかる違いは、やはり兵装でしょう。
「しきしま」では船首尾に備えられていた35mm連装機関砲が、「あきつしま」では新型の40mm単装機関砲に変わりました。船橋前両舷にある20mm機関砲のレイアウトはよく似ています。船橋も幾分小ぶりになって、スマートな印象です。

●基準排水量6500t(間違っていたらごめんなさい)、海保最大巡視船の威容を堪能。いや~、こちらも「いずも」とはまた違った風味の格好よさ。
船首に向かって、ぐっと持ちあがった舷側のライン、さらにブルワークで乾舷を高めたあたり、凌波性のよい、いかにも航洋型といったたくましさを感じさせます。

●艇を微速で進めながら眺めまわしていたら、水面にオレンジ色も鮮やかな一本のラインが。JMUの磯子工場マップにある、修理ドックの扉船ですね。水門でいう扉体ですが、これは開くときに扉の中の水を排水し、船のように浮かせて移動させるのでしょう。
入渠中の船は何だかわかりませんでしたが、扉船を間近に見ることもそうないので、興味深く拝見。「いずも」を造った建造ドックは、この左側にあります。

●第一突堤とクレーン越しに、「いずも」の艦橋構造物を眺めて。名残り惜しいですが、そろそろ腰を上げなければいけません。
突堤の上に、FRPの白いカッターらしい艇が二隻…。巡視船の装載艇かしら?

●一見、のんびりと艦船見物をしているように思えますが、何しろ湾内でも風下側のこととて、微速で歩かせるとまあガブること。少々ツラくなってきたこともあり、後ろ髪をひかれる思いでJMU前を離脱です。
振り返ると、「いずも」が巨体を逆光に黒く沈ませつつ、並み居る艦船の中で、桁違いの存在感を放っていました。ありがとう、「いずも」!
配属はどの基地になるのでしょう? もし呉や佐世保になったら、めったに会えなくなるなあ…。
(25年9月28日撮影)
(『9月28日の堀割川…1』につづく)

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