萬年橋をお散歩

122001.jpg5月5日の午後、ふと思い立って、隅田川東岸を少しお散歩してきました。まず向かったのが、小名木川の西口に架かる第一橋…ご存知、萬年橋。

この橋も、くぐって見上げる方ではおなじみながら、陸路渡ってみるのは初めて、という伝ですが、復興橋梁の中でも、群を抜いて複雑な構造に惹かれるものがあり、一度間近で眺めてみたいと思っていたのです。

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北側、常磐1丁目から静かな街並みを歩いてゆくと、緑濃い街路樹の間から、モスグリーン(で、いいのかな?)に塗り上げられた橋門構が、背後にみっちり詰まった構造を従えて、口を開けているのが見えてきました。

いや、その格好よさったら! 道路から眺めると、長さ方向に圧縮されて見え、より魅力が増すことは他のトラスでも経験済みでしたが、これほどとは! さすがソリッドリブタイドアーチ、濃厚さが段違いで、思わず道のど真ん中から堪能したくなる(ごめんなさい)というものです。

122003.jpg親柱は、八角断面のランプケースをいただいた、直線的なデザインながら風格のあるもの。後ろに続く高欄とも、よく似合っていますね。鋼製部分も、旧来の塗膜を完全に剥がしてから塗り替えたのでしょう、塗り重ねでぼってりした感じは全くなく、昭和5年竣工とは思えない美しさです。

以下、構造の美しさ、面白さにすっかり呆けてしまい、仰いで、のぞき込んで、ためつすがめつしてウロチョロした結果を、垂れ流させていただきます…。

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122008.jpgいや~、楽しかった! 一息ついて、西側の高欄にもたれ、隅田川を眺めて。両岸角のテラスには、やはり釣り人さんの姿がちらほら。釣りの名所、といってもいい場所なのでしょうね。

何が釣れるのかは不勉強で存じ上げないのですが、いつ艇で通っても、5本、6本と釣り竿が突き出されているところを見ると、相当の釣果が見込めるのでしょう。

皆さん、糸をかなり沖まで…しかも両岸から出されるので、可航幅がえらく狭まってしまい、進入には緊張させられるところでもあります。東京製粉のバージなど、糸を避けられないような大型船が通るときは、どうしているんでしょう。さすがに引っ込めるのかな?

122009.jpg反対側、新小名木川水門も眺めておこう…。午後の陽射しが扉体に影をつくり、静かでのんびりとした水門風景。水門の際までテラスが延長されたら、間近で眺められて楽しいでしょうね。

ここで、ちょっと驚かされたことが一つ。この写真の右上にも、ちらりと写っていますが…。


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電線にルアーが引っかかっている…。

122011.jpg上の写真は1個だけでしたが、右は何やら束になって、大漁といった感じです。はて、どうやって引っかけたのかしら?

下を通る船の人が、立てていた釣り竿を倒し忘れて引っかけたのか、それとも、橋の上から釣りをしていた人が、勢い余ってやってしまったのか…。一つならともかく、この束がごっそりとぶら下がった理由は、想像がつきかねますね。ともあれ、萬年橋とその一帯は、釣りが盛んだということは実感できました。
撮影地点のMapion地図

(25年5月5日撮影)

(『清澄排水機場のあたり…1』につづく)

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タグ : 小名木川 新小名木川水門 江東内部河川

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