5月4日のフネブネ

(『光射す高架下水路・古川…11』のつづき)

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5月4日、道々に出会ったフネブネの姿をいくつか。

京浜運河の北口近くでもっとも目立つ船といえば、レストラン・クルーズ船のレディ・クリスタル。就航から20年以上を経た、ベテランといってよい船ですが、エッジの立った外観はいささかも衰えを見せておらず、背後のビル群ともよくなじんでいます。

この船と初めて出会った、対岸に定繋地があったころは、テラスはもちろん、運河沿いのビル群もまだ少なく、東品川清掃作業所(過去ログ『桜探しに出かけてみたら…2』参照)にバージ群がもやっていたりと、いかにも港湾然とした中に、ぽつんとたたずんでいた感があったものです。清掃作業所もバージの扱いを止め、周囲もすっかり様変わりした今、むしろこの船を見ると、昔を思い出すようになったのですから、不思議なものですね。

120102.jpgこちらは多摩川で見かけた、FRP船体らしいカッター。澪筋から外れた、神奈川県側に近い水面で櫂を上げて、しばらく漂泊していました。教官の訓示を聞きながら休憩中、といったところでしょうか。

ズームでたぐり寄せて撮ってみると、艇員の皆さんは上半身裸で、長躯力漕してきたことがうかがえます。海洋大品川キャンパス(旧水産大)の艇かな?


120103.jpg多摩川からの帰路に撮った、大井北埠頭橋東詰にもやっていたクレーン台船。側面には「K-17号」とありました。キャタピラのついたままクレーンを載せたタイプでなく、小兵ながらホンモノ(?)のクレーン船のようですね。

大井北埠頭橋は、橋脚に足場がかかっていたので、この船も耐震補強工事にたずさわっているものと思われます。

120104.jpg南風で波の高くなってきた、午後の晴海沖を横切っていると、水辺ラインの「さくら」が、お客さんを鈴なりにしてやってきました。

船尾に高々とウェーキを盛り上げ、船首に白波を砕かせる勇壮な走りぶり。船首をもたげてぐいぐい進むさまを見ていると、軽荷状態で全速航行したら、滑走艇ばりのプレーニングができるのでは…と、妄想させるものがあります。

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砂町運河、夢の島大橋の下で行き会ったこの曳船! 三面に折れたキャブ妻板と、その傾斜ぶりが好みど真ん中!

巨大な台船を曳いていたのですが、傾斜したキャブのせいで、ウンウンと力んでいるように見えて、寸詰まりな船体とともに曳船の魅力十分。船名は「春日丸」、またどこかで会ってみたいものです。


(25年5月4日撮影)

(この項おわり)

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タグ : 京浜運河 多摩川 砂町運河 東京港 水上バス 曳船 台船

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