光射す高架下水路・古川…5

(『光射す高架下水路・古川…4』のつづき)

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桜田通り、赤羽橋を正面に見て。船着場の杭列は、橋のすぐ下流まで続いており、そのうち一本はなぜか、河道中央近くに設けられていることがわかります。

高さのある艇が、橋にぶつからないようにしているのか、それとも上流側からひかえのもやいを取るためのものか、用途はわかりません。あっ、橋の桁裏にも、何かぶら下がっているのが見えますね。

120067.jpgブレてしまいましたが、これが橋の桁裏にぶら下がっていたもの。古タイヤを二つ、鎖で下げてありました。

清掃船や作業船のもやいとして、先端にアイをつくったロープが、桁裏に下がっているのをよく見かけますが、これはもやいとしては高すぎますね。ハードトップが傷つかないように、フェンダーとして設けたにしては、数が少なすぎるし…。これもちょっと、使い道が思いつかない物件ではあります。

120068.jpg赤羽橋をくぐると、ご覧のとおり首都高は右手に寄って、頭上に空が見えるようになりました。護岸にも、今までの統一されたものとは違い、石垣あり、コンクリートの垂直護岸ありと変化が見られるようになって、興味を惹かれるものが。

い、いや、護岸の面白さはさておいて、奥に見えてきたアレ…。川面から眺めると、思った以上に強烈な香気を発散しているような…。

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……涙ぐましいな(謎)。

これが日本橋川の高架のように、速成を旨としたなら、一も二もなく河道から橋脚を立ち上げたでしょう。流路を妨げないという要請があったにしても、事情が許せば、対岸から桁を伸ばすという方法をとりたかったに違いない…。などと、ド素人の妄想がぐるんぐるん回りそうな、この強烈な片持ちの張り出し具合!

120070.jpg地図でもお分かりのように、芝公園入口の一つで、料金所を擁するがためランプが橋脚を避けて本線に合流するための張り出しでありますが、補修工事の足場が圧迫感をいや増し、異様さに拍車をかけている気が。

水面から見上げなければ、まず気づかされないこの、不安感てんこ盛りな構造物!高架下水路数あるといえど、ここまで烈しい香気を放つ物件は、そうそうないことでしょう。

あっ、左手にフェンダー様の格子を施した石垣が! 低く切り込まれた護岸の様子からして、かつては荷揚げに使われていたと思しき、そそるディテール。張り出しの強烈さに意識を吸い寄せられたせいか、近づいて写真は撮ったものの、見事に失敗してしまいました。
撮影地点のMapion地図

(25年5月4日撮影)

(『光射す高架下水路・古川…6』につづく)

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タグ : 古川 高架下水路 橋の裏側

コメント

No title

上を通っていると気づかないけど、これをみたらちょっと怖くて通りたくない気分 (特に河川寄りサイド)。

Re: No title

>Lambdaさん
いやまったく。クルマからこの凄い光景が見えないのは、むしろ幸いかもしれませんね。
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