5月4日の六郷水門
(『5月4日の鉄塔澪筋』のつづき)
●水位の高い日となれば、浅い水路の奥にある物件こそ訪ねてみたくなるもの。葦原をくねる水路の向こうにたたずむ、レンガの水門・六郷水門を久しぶりにくぐってみることに。
住宅地に接しているせいもあって、堤防道を走る自転車も多く、散策する人、釣りを楽しむ人と水門の周りは程よく賑やか。大河川に面した水門の中では珍しい、人いきれにまみれたというか、「地先」感(?)がないところが特徴といえるかもしれません。

●おっと、風でちょっと横流れしてしまいました。猫耳のある扉体、レンガやコンクリートの肌も変わらず美しく、よく整備されているようですね。
あっ、正面にいくつか、設備が追加されたんだ。20年9月5日に撮った写真と、くらべてみましょう。

●こうして見くらべてみると、向かって右側の電光掲示板、そして径間上部、例の「ロ×9+郷」の紋章が3つ掲げられた高欄の中央に、監視カメラほかの機器類が追加されたのがわかります。
(過去ログ『六郷水門…1』『六郷水門…2』参照)
●右の写真は、くぐりざま見上げたところですが、二つの監視カメラはわかるものの、他に使途不明なものが…。
右の、パンチングメタルのカバーで覆われた、ラッパが下を向いているのは、音響式の水位計測機? 中央から突き出た金具の先に取り付けられている、黒いスリットの入った箱は、水門閉鎖時に締め出された艇とやりとりするための、マイクといったところでしょうか?
●水門や護岸のレンガの肌を楽しみながら、船溜で反転、ふたたび水門をくぐりつつ眺めた、葦原の水路。
多摩川の流路がいきなり広がっているのでなしに、短いながらも高水敷を割った、草深い水路の奥にあるあたりが、この水門の魅力を倍加させているように思えます。時刻はすでにお昼近く、水門を出たら、澪筋から外れた浅瀬に錨泊して、お弁当を広げることにしましょう。
【撮影地点のMapion地図】
(25年5月4日撮影)
(『夕凪橋の架け替え工事』につづく)

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住宅地に接しているせいもあって、堤防道を走る自転車も多く、散策する人、釣りを楽しむ人と水門の周りは程よく賑やか。大河川に面した水門の中では珍しい、人いきれにまみれたというか、「地先」感(?)がないところが特徴といえるかもしれません。

●おっと、風でちょっと横流れしてしまいました。猫耳のある扉体、レンガやコンクリートの肌も変わらず美しく、よく整備されているようですね。
あっ、正面にいくつか、設備が追加されたんだ。20年9月5日に撮った写真と、くらべてみましょう。

●こうして見くらべてみると、向かって右側の電光掲示板、そして径間上部、例の「ロ×9+郷」の紋章が3つ掲げられた高欄の中央に、監視カメラほかの機器類が追加されたのがわかります。
(過去ログ『六郷水門…1』『六郷水門…2』参照)

右の、パンチングメタルのカバーで覆われた、ラッパが下を向いているのは、音響式の水位計測機? 中央から突き出た金具の先に取り付けられている、黒いスリットの入った箱は、水門閉鎖時に締め出された艇とやりとりするための、マイクといったところでしょうか?

多摩川の流路がいきなり広がっているのでなしに、短いながらも高水敷を割った、草深い水路の奥にあるあたりが、この水門の魅力を倍加させているように思えます。時刻はすでにお昼近く、水門を出たら、澪筋から外れた浅瀬に錨泊して、お弁当を広げることにしましょう。
【撮影地点のMapion地図】
(25年5月4日撮影)
(『夕凪橋の架け替え工事』につづく)

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