2月10日の綾瀬川下流部…3
(『2月10日の綾瀬川下流部…2』のつづき)

●巨大な円筒の量感を頭上に感じながら、扉体を仰いで。鋼板で構造を覆ったシェル式ゲートのため、下端には点々と排水用の穴が開いているのみで、外観はのっぺりとしています。
右端、色の濃いところがありますね。あれが本来の塗色に近い色で、あとの大部分はすっかり色あせてしまったようです。巨大な筒っぽとなれば、足場を組むのも難儀しそうですから、塗り替えもままならないのかしら。
●堰柱の上流側…いや、橋脚というべきでしょうか、こちらは下流側と異なる、まろやかかつふくよかなラインで、あちらが船首なら船尾といったところ。
実際、昔の客船によく見られた、クルーザー・スターンを思わせる曲線で、ブルワークのような上端の突起部分も効いています。デザインを担当された方は、きっと、船が好きな方だったのではないでしょうか。
●屋根の上流側端、あの「くりん」とした部分が撮りたくて…。橋がちょっと邪魔な上、逆光とどうもうまくいきません。ここだけは、陸上から撮るしかなさそうです。
あっ、扉体をこちらから見ると、色が下流側より濃いようです。橋の影になっていることで、退色をまぬかれたのかな? たまには訪ねてみるもので、つど新しい発見があるものですね。

●堀切菖蒲水門との逢瀬を楽しんだ後は、堀切ジャンクションが頭上を分岐・合流しつつうねるさまを見上げながら遡上。
ジャンクションのすぐ上流、堀切橋の近くには、漁船とプレジャーボートがもやう、綾瀬川では珍しい船溜のあるところ。写真奥のプレジャーたち、岸と直角にもやっていますが、増水時は大丈夫なのかな?
【撮影地点のMapion地図】
(25年2月10日撮影)
(『2月10日の綾瀬川下流部…4』につづく)

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●巨大な円筒の量感を頭上に感じながら、扉体を仰いで。鋼板で構造を覆ったシェル式ゲートのため、下端には点々と排水用の穴が開いているのみで、外観はのっぺりとしています。
右端、色の濃いところがありますね。あれが本来の塗色に近い色で、あとの大部分はすっかり色あせてしまったようです。巨大な筒っぽとなれば、足場を組むのも難儀しそうですから、塗り替えもままならないのかしら。

実際、昔の客船によく見られた、クルーザー・スターンを思わせる曲線で、ブルワークのような上端の突起部分も効いています。デザインを担当された方は、きっと、船が好きな方だったのではないでしょうか。

あっ、扉体をこちらから見ると、色が下流側より濃いようです。橋の影になっていることで、退色をまぬかれたのかな? たまには訪ねてみるもので、つど新しい発見があるものですね。


ジャンクションのすぐ上流、堀切橋の近くには、漁船とプレジャーボートがもやう、綾瀬川では珍しい船溜のあるところ。写真奥のプレジャーたち、岸と直角にもやっていますが、増水時は大丈夫なのかな?
【撮影地点のMapion地図】
(25年2月10日撮影)
(『2月10日の綾瀬川下流部…4』につづく)

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