1月2日の小野川…1
(『謎の切合水門…4』のつづき)

●十六島を後にして、佐原の街にやってきました。震災からまだ間もないころの様子は、「震災後の水郷を訪ねて…1」のシリーズで紹介しましたが、その後なかなかゆっくり訪ねる機会がなく、申しわけなく思っていたのです。
今回は、久々に小野川の観光舟を楽しみながら、河畔と街並みの復興ぶりも拝見しようと、まずは忠敬橋周辺の中心部へ。樋橋上流のここから見ても、修理中なのか、足場に囲まれている建物が目につきますね。
●樋橋の橋詰にある伊能忠敬旧宅は、フェンスと足場にすっぽり覆われて、どうやら改修工事中のようですね。伊能忠敬記念館の利用案内によれば、やはり震災の復旧工事中とのことでした。
佐原市街の象徴ともいえる建物だけに、修繕にも細心の注意がはらわれていることでしょう。この日、内部の見学はできるようでしたが、案内にも書かれているように、工事の進捗によっては入れない場合もあるとのことです。
●忠敬橋橋詰から西を見たところ。震災で瓦が落ち、ブルーシートがかかっていた家も、ふき替えがだいぶ進んだようで、真新しい瓦が陽光を反射しているのを見ることができました。
しかし、写真のように、工事中の家もまだまだ多く、完全な復旧にはなお時間が必要なようです。あれ、写真中央、西詰北側の角地には白い壁の3階建てがあった(この写真の左側の建物)のですが、取り壊されて更地になってしまいました。

●しばらく買い物がてら街を散策して、樋橋の乗り場に戻り、乗り合い舟の最終便へ。
ちょうど乗り込んだところで、樋橋の放流時刻が重なり、ジャージャー橋の通称にたがわぬ姿を間近で拝めたのはよかったのですが、風が強いとあって、飛んでくる水しぶきもかなりのものでした。
●舟は忠敬橋の下まで後進のまま進み、船首をめぐらして小野川を下ります。川面を抜ける風はもちろん冷たいものの、舟上はこたつでぬくもっているとあって、それほどつらいわけではありません。
ここから見たかぎり、両岸の石垣はだいぶ改修が進んだようですが、下流の様子はどうでしょうか。
【撮影地点のMapion地図】
(25年1月2日撮影)
(『1月2日の小野川…2』につづく)

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●十六島を後にして、佐原の街にやってきました。震災からまだ間もないころの様子は、「震災後の水郷を訪ねて…1」のシリーズで紹介しましたが、その後なかなかゆっくり訪ねる機会がなく、申しわけなく思っていたのです。
今回は、久々に小野川の観光舟を楽しみながら、河畔と街並みの復興ぶりも拝見しようと、まずは忠敬橋周辺の中心部へ。樋橋上流のここから見ても、修理中なのか、足場に囲まれている建物が目につきますね。

佐原市街の象徴ともいえる建物だけに、修繕にも細心の注意がはらわれていることでしょう。この日、内部の見学はできるようでしたが、案内にも書かれているように、工事の進捗によっては入れない場合もあるとのことです。

しかし、写真のように、工事中の家もまだまだ多く、完全な復旧にはなお時間が必要なようです。あれ、写真中央、西詰北側の角地には白い壁の3階建てがあった(この写真の左側の建物)のですが、取り壊されて更地になってしまいました。

●しばらく買い物がてら街を散策して、樋橋の乗り場に戻り、乗り合い舟の最終便へ。
ちょうど乗り込んだところで、樋橋の放流時刻が重なり、ジャージャー橋の通称にたがわぬ姿を間近で拝めたのはよかったのですが、風が強いとあって、飛んでくる水しぶきもかなりのものでした。

ここから見たかぎり、両岸の石垣はだいぶ改修が進んだようですが、下流の様子はどうでしょうか。
【撮影地点のMapion地図】
(25年1月2日撮影)
(『1月2日の小野川…2』につづく)

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