12月9日の川景色

(『12月9日の扇橋閘門』のつづき)

111051.jpg
扇橋閘門を出てみると、新扇橋はネットをすっぽりとかむり、どうやら塗り替え中のようです。新しい塗装は何色なのか、楽しみですね。左側は桁下にも足場が組まれ、迂回をうながす横断幕もあることから、右側に避けてくぐろうとすると…うむむ、糸をたれる釣り人さんの姿が。

幸いこちら側だったので、うまく避けてことなきを得ましたが、知らずに反対側から来る艇がいたらと思うと、やはりぞっとしません。釣り糸はいうまでもなく目立たないので、直前まで気づかないことが多いからです。

この後、萬年橋をくぐったところで、ウエダさんより「あそこ(高欄)に蒸気船がいる!」とのご指摘が。だいぶ離れたところで振り向いてみると、あっ、高欄の装飾に、おっしゃるとおり外輪川蒸気が描かれている!

長年この橋をくぐりながら、ついぞ気づかなかったというこのうかつさ、しかも川蒸気ファンとして、お恥ずかしいことこの上なし。ウエダさん、ありがとうございました(泣)! 近いうちに、陸路攻略しなければ!

111052.jpg隅田川に出たところで、清洲橋の前後を微速で流しながら、冬の陽射しに輝くディテールをゆっくり堪能。震災復興橋の中でも、随一といわれる清洲橋の美しさ、かたちの面白さ。

ゆるゆると艇を歩かせながら、くぐって下流に出たところで振り向きざまに一枚。う~ん…、自分の腕の悪さを差し引いても、ズームのゆがみがあるので、天地方向の構造があさっての方向を向いてしまうのが、ツライところです。

111053.jpg

111054.jpg汐見運河と東雲北運河の分流点あたり、京葉線の橋にさしかかったところで、タイミングよく上下線の電車が、目前で離合するシーンに出会うことができました。

地下からカーブを描いて上昇してゆく区間とあって、目前を身をくねらせて疾走する電車の姿は、なかなかの迫力で、艇上はひとしきり興奮状態。ああ、側壁がなければ、車体が全部見えてよい撮影スポットになるのに…と、勝手なことを考えてしまいました。


111055.jpg最後はおなじみ、イグアナクレーンでシメさせていただきました。少し雲が出てきましたが、澄んだ空気を通して眺めるイグアナ君、いつもと変わらない飄々とした表情です。

熱心にカメラを構えられる村井さん、「新・鉄子」取材の折は曇り空で、写真もいま一つだったのを残念に思っていたそう。水辺の構造物に向けるまなざし、鉄道のそれに勝るとも劣らないアツさを感じさせたのですが、ご本人的にはいかがだったのでしょうか?
撮影地点のMapion地図

(24年12月9日撮影)

(『12月9日のフネブネ』につづく)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ボートへ
にほんブログ村
関連記事

タグ : 小名木川 隅田川 汐見運河 イグアナクレーン 江東内部河川

コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する