変わりゆく北十間川…8

(『変わりゆく北十間川…7』のつづき)

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橋の上の人たちに手を振りながら、おしなり橋の初くぐり。都内の川に限定すれば、架け替えでない、まったくの新設橋をくぐったのは、隅田川の新豊橋以来だったかしら。

おっと、浮かれてはおられません、目前にフェンスが迫っており、しかもこの狭い河道内で、ぶつけないように転回しなければならないのです。

111042.jpgおしなり橋、水面から見上げると、ゆるやかなカーブで中央部がしぼられた、ツヅミのような平面形なのがわかります。

さて転回の方は、一度の切り返しでキレイに決まりました。これも強い向かい風のお陰で、舵を切れば側面積の大きいバウが自然に風下に振られ、楽々と回頭できたという寸法。これが追い風なら、ずいぶん手こずらされたでしょうから、前々回に触れたように、ほくそ笑もうというものです。

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耐震補強成った京成橋の外観を、西側から改めて。「駆け足内部河川…5」のころとくらべると、橋脚ががっしりと太くなった分、ずいぶん印象が変わりました。古びた味わいは失われたものの、筋骨隆々と頼もしい感じになったようです。

右手の標識の前では、カヤックの皆さんがテラスにつかまって休憩中。この向かい風の中、ここまで漕いで来られたとは、さぞ大変だったことでしょう。おっと、標識といえば…。

111044.jpg上の写真に写っていた一番右のこれ、北十間川東口にも設けられていたものですが、過去に見かけた記憶がなかったので、おそらく今回のルール改定に合わせて、新しく作られた標識でしょう。

帰宅後、「河川法施行令による水域及び通航方法の指定」を読んでみると、写真のものとは違いタテ位置ながら、「優先通航」の標識として添付の図表に載っていました。標識だけではちょっとわかりにくいので、何を優先するかを下に掲げてあるわけですね。

この場合は東から入ってきた艇が、西端区間を出てゆく艇を避けるなりして、航路を譲りなさいという意味でしょう。「出船優先」の原則にも沿っています。

しかし、掲げた場所が肝心の進入艇から見づらい位置にあるのは、首をかしげざるを得ません。京成橋の東側桁側面とか、西端区間の入口、横十間川との丁字流北岸に設けた方が、効果が大きいと思うのですが、いかがでしょうか?

111045.jpg通航ルール改定後、そしてテラス竣工後の初進入、新設橋の初くぐりと、個人的にも大満足の北十間川西端部航行を終えて、帰路は逆光まぶしい横十間川へ。

ここでも、テラス整備の進捗を見ることができました。両岸に沿って早くも鋼矢板が打ち込まれ、天神橋の北側には、詰所や発電機を満載して喫水を深々と沈めた、作業に当たる台船の姿も。繁みとゴロタ石の水辺だったこのあたりも、北十間川同様、時を経ずして大きく変貌することでしょう。
撮影地点のMapion地図

(24年12月9日撮影)

(『12月9日の扇橋閘門』につづく)

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タグ : 北十間川 横十間川 江東内部河川 水位低下化河川

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