環状第2号線の橋脚工事…2

(『環状第2号線の橋脚工事…1』のつづき)

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110022.jpg目を左に転じれば、こちらは凸形の橋脚。中央部の道路は高架として勝どき地区をそのまま渡り、建設中の隅田川の新橋梁に直結、左右の道路はランプとして造られるのでしょうね。

天を突くタワーマンションをバックにした、白く輝く真新しい橋脚…。これが朝潮水門のかたわらとは、数年前ならとても信じられなかった風景です。こうして水上から眺めている限りでも、臨海部の変化のスピードには驚くばかりで、漫画に描かれた未来の世界に来たような気持ちに襲われます。

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朝潮水門を裏側から眺めて。右側、角落としの向こうに、補修中の扉体が顔をのぞかせていました。しかし、直前の朝潮小橋に続き、後ろにも橋が通ってしまうとなると、上空高無制限のスイングゲートを備えている意味が、ますます薄くなってしまうなあ…。

朝潮水門も、先ほど通った東雲水門のセクターゲートも同様、もともと水門の内水側に、本船やマスト高のある船が荷役をする設備があったため、わざわざ高さに制限のないゲートを採用した経緯があります。

その荷役設備も今はないとなれば、橋が架かるのも致し方ないことではありますが、せっかくのゲートが意味をなさなくなってゆくさまを見ていると、少々複雑な心境ではあります。

110024.jpgついでといっては何ですが、同じ環状第2号線となる、隅田川の新しい橋の建設の様子も一枚づつ。

こちらは築地市場側で、鋼材を組んだ巨大な足場が市場前から浜離宮の東端あたりまで広がり、台船を含むクレーンがいくつも首をもたげて、物々しい雰囲気。市場の岸壁を利用する鮮魚運搬船にとっては、気になる存在ではあるでしょうね。



110025.jpg対岸、勝どき側の足場。大好きだった「超弩級舟屋」、臨港消防署(過去ログ『河口点描』ほか参照)の庁舎があったここも、すっかり工事現場となってしまいました。完成予想図によれば、ここにはタイドアーチが架かるようですね。

隅田川の新たな第一橋、「東京の水路の門」とくれば、相応の威容が求められるでしょうから、どんな橋が架かるのか、完成が楽しみではあります。

あっ、そういえば、市場につける鮮魚運搬船、橋が架かったら入れなくなるのかも…。春海運河しかり、朝潮運河しかり、今まで臨海部と思っていた部分がどんどん内水化して、本船の船影が遠ざかってゆくのは、いずこも避けられないようであります。
撮影地点のMapion地図

(24年12月2日撮影)

(『12月2日のフネブネ』につづく)

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タグ : 朝潮水門 朝潮運河 隅田川 隅田川橋梁

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