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環状第2号線の橋脚工事…1

(『東雲運河の旧貯木場…3』のつづき)

110016.jpgそういえば、豊洲大橋から続く道の工事、どのくらいまで進んだだろう…と、近くまで来たついでに、朝潮運河を経由してみることに。

豊洲大橋を通る道は、「東京都市計画道路 環状第2号線」(詳細は首都高八重洲船架替工事HP東京都市計画道路 環状第2号線とは』参照)というそうで、外堀通りを臨海部に延長したような形で、東雲運河に架かる有明北橋の東、湾岸道路まで貫通する予定であり、現在朝潮運河や、隅田川を渡る橋の工事が行われています。

朝潮小橋をくぐって、朝潮水門に入ろうとすると…おや、左径間が閉じていますね。しかし、扉体の色がおかしいな?

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扉体と見えたのは、近づいてみればオレンジ色のはげちょろげ、継目が二つの角落としでした。ドアのように軸を中心にして開閉する、スイングゲートですから、扉体のちょっとした整備にも角落としを前後にはめて、水を抜いてやらねばならないのでしょう。

右の電光掲示板には「徐航速度落とせ」「点検中一方通行」の文字が、交互に表示されていました。

110018.jpgこちらはすでに、12月2日からのタイトルにも掲げましたが、開放されている右径間を通ろうとしたら…。おおお、何と、これまた角落とし以上に貴重な、可動式の管理橋が架かっている! 

片持ち旋回式の新砂水門のそれと異なり、こちらはどうやら右からニョキニョキと伸ばしてくる、繰り出し式というか、伸縮式というか、まあそんなからくりのようであります。

橋の上では、我が艇を認めた警備員の方が、先ほどから手旗を振って誘導してくれており、声をかけて応えると、あちらも手を振って、ニコニコと見送ってくださいました。

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110020.jpgさて、気になっていた橋の工事は…と、水門を抜けたとたん、視界からはみ出んばかりの、巨大なコンクリートの塊りが! 橋脚はほぼ完成していたのですね。

北側から眺めると、橋台地ともに足場もほとんど取り去られて、真新しいコンクリートの肌を見せていました。現在は天端の仕上げにかかっているところでしょうか。ここでもまた、大きなクレーン船がやってきて、組み立て済みの桁を一括架設するのかな?
撮影地点のMapion地図

(24年12月2日撮影)

(『環状第2号線の橋脚工事…2』につづく)

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タグ : 朝潮水門朝潮運河

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