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柳川堀割めぐり…3

(『柳川堀割めぐり…2』のつづき)

109051.jpg京町通りを渡す、柳川橋をくぐって。イイ感じに古びたRC橋だったのですが、逆光でうまく撮れず、側面に掲げられた橋名板のみで。指定のコースではここが第一橋という意味なのか、番号が付いていますね。

船頭さんの説明では、この南北に走る堀割は「二ツ川」という名前で、柳川市の東を丘陵に沿って有明海に流れ下る、矢部川水系の一部なのだそう。なるほど河畔にも、「一級河川 矢部川水系 二ツ川」の看板が掲げられていました。他の水路にも、名前は付いているのかな?

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おっと行き過ぎました、ここは東から合流する水路との丁字流。奥に見える赤い欄干の橋は、見たそのままの欄干橋というそうで、三柱神社の参道を渡す橋。3径間コンクリートアーチのようですね。

手前に見える朱色のドンコ舟の船溜は、ご当地川下り観光の嚆矢、柳川観光開発の松月乗船場。左手河畔にある文学資料館・松月文人館から名前を採ったのでしょうか。この水路の奥に、先ほどチラリと見た水郷柳川観光の乗り場もあります。

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柳の並木が水面にこうべを垂れる、文字どおりの柳川らしい区間に出ました。水路幅も広がり、お客さんを満載した各船社のドンコが賑やかに行きかいます。

水路上空には、「祝 白秋祭」の横断幕が。この日11月3日は、ご当地の大祭である白秋祭の最終日で、夜には花火があり、各所に設けられた舞台でも、さまざまな催し物が繰り広げられるとのこと。賑やかなはずですね。

ちなみに我々の乗る舟が、手すりに紅白のテープを巻き、小さな提灯を下げているのは、お祭り期間限定の装いなのだとか。

109054.jpg右手、柳の並木越しに見えてきた土蔵風の建物は、柳川古文書館。柳川城主立花家の遺した文書をはじめ、筑後地方の古文書が一堂に集められている博物館だそう。

この手前の河畔には、白秋の歌碑があるのですが、ここで船頭さんが碑を指しながら「色にして 老木の柳うちしだる 我が柳河の 水の豐けさ」と、刻まれた詩をいい声で朗じてくれました。

帰宅してから「水の構圖」をめくってみると、この歌のタイトルは「鋤崎土手」。このあたりにかつてあった、柳川城の防御構造物である土塁のことですね。白秋先生のおかげで、ちょっとした水辺の地名も印象深いものになります。

109055.jpg正面には、白秋の肖像写真を掲げ、たくさんの提灯で彩られた舞台が、水路上に設けられていました。さすが水郷柳川、お祭りの会場も水の上にあるのだなあと感心しきり。

ここで二ツ川とはお別れ、船頭さんの操る竿で舟は右に向きを変えて、さらに濃厚な堀割めぐりの佳境へ!
撮影地点のMapion地図


(24年11月3日撮影)

(『柳川堀割めぐり…4』につづく)

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タグ : 二ツ川 柳川川下り 柳川市

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