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柳川堀割めぐり…1

(『柳川堀割めぐり…0』のつづき)

10941.jpg降り立った柳川駅は、観光拠点とあって、お客さんを案内する船社の人の呼び声や、送迎バスの出入りが絶えない賑やかなところ。専用の待合室を設けている船社もあるほどです。

駅前の街並みも少し眺めてみたかったのですが、何分時間にあまり余裕がありません。駅前広場の賑わいを背に、乗り場に向かって北へと歩き出しました。



10942.jpg裏道を急いでいると、さっそく水路に出くわしました。ご当地に6つある船社の一つ、水郷柳川観光の、下百町上下船場とのこと。さっぱりと整理された街中の船溜、萌えさせてくれますね! 水は澄んで、水底に茂る藻が黒く見え、桟橋の影が底の砂地まで届いています。

道々に見つけた食堂で昼食を済ませたころ、予約を入れた船社のご担当から電話がかかってきました。ちゃんと着いたかどうか、心配してくださったようです。もう近くまで来ていることを告げて、慌ただしく腰を上げました。

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乗り場へは、三柱神社の境内を横切ってゆくのが近道ということもあり、ご当地初訪のご挨拶と、水路での安全などをお祈りしておくことに。

由緒を書いた説明板を読むと、ご祭神は初代の柳川藩主・立花宗茂、その正室・誾千代姫、岳父・戸次道雪とのこと。その名のとおり、三柱を祀ることがそのまま神社の名前になったのだそう。
「水利、干拓、開田、郷土繁栄の守護神」としてだけでなく、「武神として勝負事や就職」にも霊験あらたかとか。さすが水郷・柳川のお殿様、水路との縁も浅からぬということなので、よ~く拝んでおきました。

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参道を斜めに外れて境内の西北側に出ると、そこは袋小路になった水路の末端部。予約を入れておいた船社、城門観光の高畑乗り場です。おりしも食事を兼ねた堀割めぐりのお客さんが下船中、迎えの観光バスも横付けして、小さな桟橋はごった返していました。

こちらの船社を選んだ理由は、神社裏の袋小路というロケーションが、何とはなしに気に入ったこと、そして乗り場が駅から最も遠く、できるだけ長く舟に乗っていたい自分としては、むしろ奥座敷から発着する方がありがたい、ということです。

期待にたがわず、神社の杜が水路を塞がんばかりにうっそうと繁り、周りの街並みも閑静で、少しひなびた感じのよい雰囲気。団体さんが去ってしまうと、木々に囲まれた静かな水路風景が楽しめました。
撮影地点のMapion地図

10945.jpg係の方に案内され、舟の胴の間に腰を下ろして待っていると、間なしに笠と法被といういでたちの船頭さんが、軒の高さを越える長い竹竿を持って現われました。きけば、この道に入って30年超の大ベテラン、枯れたお国ことばのガイドも心地よく、力強く竿を突きながら、堀端の風物を余すところなく語ってくれます。

少し雲は出てきましたが、陽射しは暖かで水面を明るく照らしています。緑濃い神社横の水路を一路南下、いよいよ憧れの「川下り」の始まりです!


(24年11月3日撮影)

(『柳川堀割めぐり…2』につづく)

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タグ : 二ツ川 柳川川下り 柳川市

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