芝川に寄り道…3
(『芝川に寄り道…2』のつづき)
●水門の手前には、高水敷と同じくらいの高さで土堤が築かれ、本流との間を隔てていました。増水してここを越流しないかぎり、水門は芝川と接することは、もはやないといってよい状態なのですね。
水門としての機能は、なかば期待されておらず、堤防の一部と化したとあっては、少々外観が荒れているのも無理はありません。
●もっとも、右径間の扉体からは、ザーザーと水の落ちる音が聞こえ、土堤を透かしてわずかながら導水されていることがわかりました。親水公園である、旧芝川への水がここから取られているようです。
扉体の前をよく見ると、こちらも低くはありますが、角落しがはめ込まれており、扉体との間に落差を作っていました。

●高水敷から巻上機室を見上げて。水門の上、秋空に高圧線がさあっと横切っているのが、どこか爽やかな感じの眺めでした。

●堤防道に戻って、管理橋の橋詰から見たところ。あらら、堰柱にはずいぶん落書きをされてしまっていますね。自転車で買い物帰りのおばさんや、犬を散歩させている人などが頻繁に通り、交通量は少なくありません。
川を眺めながら、楽しそうに話し込んでいるご老体たちもおられ、くたびれた雰囲気とはうらはらに、水門の周りは実に賑やかでした。
管理橋の親柱を見ると、橋名は上青木橋でした。水門と同名でないのがちょっと意外でしたが、地図を見て納得。芝川と竪川放水路にはさまれた、このあたりの地名が上青木で、青木は少し南、オートレース場の敷地あたりからなのですね。
【撮影地点のMapion地図】
(24年10月21日撮影)
(『芝川に寄り道…4』につづく)

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水門としての機能は、なかば期待されておらず、堤防の一部と化したとあっては、少々外観が荒れているのも無理はありません。

扉体の前をよく見ると、こちらも低くはありますが、角落しがはめ込まれており、扉体との間に落差を作っていました。

●高水敷から巻上機室を見上げて。水門の上、秋空に高圧線がさあっと横切っているのが、どこか爽やかな感じの眺めでした。


川を眺めながら、楽しそうに話し込んでいるご老体たちもおられ、くたびれた雰囲気とはうらはらに、水門の周りは実に賑やかでした。
管理橋の親柱を見ると、橋名は上青木橋でした。水門と同名でないのがちょっと意外でしたが、地図を見て納得。芝川と竪川放水路にはさまれた、このあたりの地名が上青木で、青木は少し南、オートレース場の敷地あたりからなのですね。
【撮影地点のMapion地図】
(24年10月21日撮影)
(『芝川に寄り道…4』につづく)

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