栃木市RC橋めぐり…4
(『栃木市RC橋めぐり…3』のつづき)

●ふたたび巴波川畔に戻って、数百m上流へ進んだところで、現われたのがこの橋。親柱は下流の2橋と略同であるものの、老朽化が進んでいるのか鉄製の補強が痛々しく、高欄も直線的で、装飾性の薄いものとなっているのが印象的でした。質感の違いから見ると、桁は後年改修されたもののようですね。
河畔のテラスから上がって、親柱に近づいてみると、名前は常盤橋と判明。補強に加えて汚れもあり、橋灯も錆が目立って、状態はあまりよくありません。ううむ、竣工年を撮り忘れてしまった…。空はふたたびどんよりとして、今にも降り出しそうなあやしい雲ゆきになってきました。

●ところで、常盤橋下流は、県庁堀から巴波川に流入する堀割との丁字流でもあります。常盤橋東詰から、その堀割を眺めると…ご覧のように、イイ感じの小橋梁がたたみかけるように重なって見える、ステキな水路風景が!
この距離からも、橋一つ一つの意匠の違いが見て取れ、楽しみでウズウズするような眺め。さっそくRC橋のハシゴとまいりましょう。ちなみに左側のチラリと見える階段、ポンプアップされた水が流されていて、ちょっとした水辺の小公園になっています。

●常盤橋を渡って、小橋梁群の第一橋に近づいてみましょう。幅員も広過ぎず、長さとの塩梅もよく、バランスのとれた外観に思えました。桁は鋼材で補強がされていますね。
高欄は下流の湊橋、會橋と似た形ですが、親柱はパターンから外れ、四角錐台に半球を乗せたタイプ。なぜここに至って親柱を違う型にしたのか、やはり市役所に近いからでしょうか。
竣工年はご覧のとおり、昭和3年10月。橋の名前は…これが実にそそるというか、大いにうなずかされる名前だったのです。
【撮影地点のMapion地図】
(24年9月16日撮影)
(『栃木市RC橋めぐり…5』につづく)

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河畔のテラスから上がって、親柱に近づいてみると、名前は常盤橋と判明。補強に加えて汚れもあり、橋灯も錆が目立って、状態はあまりよくありません。ううむ、竣工年を撮り忘れてしまった…。空はふたたびどんよりとして、今にも降り出しそうなあやしい雲ゆきになってきました。

●ところで、常盤橋下流は、県庁堀から巴波川に流入する堀割との丁字流でもあります。常盤橋東詰から、その堀割を眺めると…ご覧のように、イイ感じの小橋梁がたたみかけるように重なって見える、ステキな水路風景が!
この距離からも、橋一つ一つの意匠の違いが見て取れ、楽しみでウズウズするような眺め。さっそくRC橋のハシゴとまいりましょう。ちなみに左側のチラリと見える階段、ポンプアップされた水が流されていて、ちょっとした水辺の小公園になっています。


高欄は下流の湊橋、會橋と似た形ですが、親柱はパターンから外れ、四角錐台に半球を乗せたタイプ。なぜここに至って親柱を違う型にしたのか、やはり市役所に近いからでしょうか。
竣工年はご覧のとおり、昭和3年10月。橋の名前は…これが実にそそるというか、大いにうなずかされる名前だったのです。
【撮影地点のMapion地図】
(24年9月16日撮影)
(『栃木市RC橋めぐり…5』につづく)

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