巴波川の遊覧舟…3

(『巴波川の遊覧舟…2』のつづき)

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楽しい船頭さんの説明を聞きながらさらに下り、巴波川橋を仰ぐところへ。

曇りでいま一つの写りなのが残念でしたが、星霜を感じさせるコンクリートの肌が魅力的で、両岸の石垣護岸ともしっくりきています。親柱がひときわ高いのは、かつてはこの橋が渡す道が、主要道だったころの名残りでしょうか。

108012.jpg橋をくぐると、おおお、水門が見えてきた! しかも分流点のようで、左手には堰らしいコンクリートの構造物も伸びていますね。

航路的に見れば、水面を分断する少々残念な施設ではありますが、ストラクチャーとしての魅力はいわずもがな。分流点に堰と、好物が二つも同時に登場したことで、がぜんテンション急上昇! もっと近づいてくれるのかな?

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よく見ると、水門は正面の鋼製ゲートだけでなく、その左にも直角に、4径間ぐらいの小型ゲートがある模様。こちらは堰の調整ゲートなのでしょうか。舟を降りたら見に行くぞ!

説明を期待していたのですが、残念ながら船頭さんからの言及は特になし。見たところ古いもののようだし、地域の歴史を知ってもらうという意味でも、ひと言触れていただいた方がよいように思えるのですが、いかがでしょうか。

108014.jpg堰の手前で舟は向きを変え、船頭さんが竿さす手を休めて行き足を緩めると、鯉が集まってきました。ここで鯉の餌やりタイム。

同乗の子供たちに餌が渡されて、手から撒かれるが早いが、鯉たちはバシャバシャと元気な水音を立てて、舷に殺到! 舟を震わすほどの歓迎ぶりで、子供たちも間近に鯉が見られるのが新鮮なのでしょう、楽しそうでした。

108015.jpg「巴波川舟行」は、これでおしまい。幸来橋から堰まで、およそ200と数十mを往復する、時間にして20分ほどの、ささやかな船旅です。

帰路、巴波川橋の橋の裏側を撮ってみたところ、何やらたくさんの豆球が吊り下げられていました。「蔵の街舟行」によると、冬季にお祭りがある際には、3万個のLEDで河畔や橋を飾る、イルミネーションとなるのだとか。舟も特別に夜間運行されるとのこと、古い家並や橋が淡い光に浮かび上がるさま、さぞキレイなことでしょうね。


(24年9月16日撮影)

(『瀬戸ヶ原堰…1』につづく)

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タグ : 巴波川 瀬戸ヶ原堰 橋の裏側 栃木市

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