古賀オール見学記…8

(『古賀オール見学記…7』のつづき)

106036.jpg以下、第二・第三工場で拝見した、ココロ惹かれた設備たちをいくつか(駆け足でごめんなさい)。
第一工場でもチラリと見た、移送台車ごと鋼板の重量を計る台貫が、こちらにもありました。間近で見ると、実にキカイ、キカイしたよい雰囲気。

昔の商店の店先にあった、あの小さな台貫と同じく、錘の移動で調整をしているのにまず驚きました。指針の下に見えるスリットにカードを差し込むと、計量データがガッチャンと打刻される仕組み。最新の設備がある一方で、古い機械も大切に使い続けておられるのですね。

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幅広の鋼板を帯金状に加工する、スリッターラインから吐きだされるカラー鋼鈑。5列に切り分けられた鋼板が、大きくしないつつふたたび機械に吸い込まれ、巻き取られていくさまは、文字どおり流れるような美しさ。

白く塗られたこれは、蛍光灯の反射板として用いられるのだとか。塗装された鋼板を、傷一つ付けずに加工するのも、長年つちかわれてきた技術あってこそでしょう。

106038.jpg小物ながら、すごく吸い寄せられてしまったのが、この電話ボックス!
鋼板の側板に窓を開け、ドアも折戸でない一枚板と、かつての「丹頂鶴」ボックスを思わせるテイストに、まず惹かれました。青みがかったグレーに黄色いキャップという、工場設備らしい塗装もさることながら、ドア天端に書かれた
で ん わ
の書体が一種独特で、このボックスをとてもキュートなものにしていると思います。

中に入っているのはもちろん公衆電話ではなく、社用の内線電話ですが、昔はどんな電話が備えられていたのでしょうか。きっとベークライト製の、黒くてゴツイ電話だったんだろうなあ…。

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106040.jpg第二工場は、昭和42年にこの地に工場が開設された際、「冷延鋼板砂町工場」として、最初に稼働を始めた歴史ある現場。設備も最新のものに混じって、竣工当時からのものがまだいくつか見られ、興味深く拝見しました。

特に目を奪われたのが、このNo.8天井クレーン。星霜を感じさせる色合いに加えて、クレーンガーダーが箱型でなく、アングル材を組んだトラス型というあたりにも惹かれるものが。あっ、真ん中に掲げられた銘板、ホーロー看板みたいですごく気になる! ちょうど近づいてきたので、撮ってやろうと身構えました。


(24年8月2日撮影)

(『古賀オール見学記…9』につづく)

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タグ : 古賀オール

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