あやめ祭りの水郷風景…5
(『あやめ祭りの水郷風景…4』のつづき)
●新左衛門川を進み、新島小学校の前まで来ると、岸辺にあじさいの大群落(?)が。
満開の花の重みでこうべを垂れ、下の方は水に浸かってしまっているほどの高密度。行きかうサッパから見てもらえるよう、地元の方が丹精されたのでしょうか。

●加藤「州」用排水機場(『震災後の水郷を訪ねて…8』参照)を過ぎて、両岸にテラスを設けた直線区間に入ると、一気に視界が開け、水郷らしい広々とした田園風景が楽しめて、毎度のことながら爽快、爽快。
この間にも、十二橋を抜けたサッパが続々と出てきて、さすがシーズン中は違う、と改めて実感。写真にも、竿から機走に変えて走ってきた、二隻のサッパが見えますね。
●こちらもいよいよ機走を止めて、竿をついて十二橋の区間へ。エンジンも止められ、周囲を家並みと生垣にさえぎられていることもあり実に静かで、聞こえる音といえば、竿や舟のたてる水音と、行き違うサッパの船頭さんやお客さんの話し声のみ。
加藤洲稲荷(『新左衛門川散歩…2』参照)に近い屈曲を過ぎて、思案橋と向き合ったところで、数隻のサッパが向かってきました。あれ? 船尾を前にして進んでくる…船頭さんは船首で竿を使っています。なぜだろう? これも後で理由がわかりました。
●左手の護岸に、網魚籠(あみびく)が下げられているのが目に入りました。中には黒くぬめった、大きな魚が入っており、体をくねらせてパシャ、パシャと水音をたてています。周りが静かなので、小さな水音でもハッキリと聞こえるのが印象的です。
魚籠を指して、船頭さんに「うなぎかしら?」と声をかけると、何度か通って心得ているのか、「鯉だね、誰かが釣ったんでしょう」との答えが返ってきました。

●後ずさりのサッパたちが、舷を擦りつつ通り過ぎて、視界が開けた瞬間、飛び上るほどに嬉しさがこみあげてきました。
「営業中」の赤い幟が! これなくして十二橋は語れない「河畔のお土産屋さん」が、復活されたんだ!
【撮影地点のMapion地図】
(24年6月24日撮影)
(『あやめ祭りの水郷風景…6』につづく)

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満開の花の重みでこうべを垂れ、下の方は水に浸かってしまっているほどの高密度。行きかうサッパから見てもらえるよう、地元の方が丹精されたのでしょうか。

●加藤「州」用排水機場(『震災後の水郷を訪ねて…8』参照)を過ぎて、両岸にテラスを設けた直線区間に入ると、一気に視界が開け、水郷らしい広々とした田園風景が楽しめて、毎度のことながら爽快、爽快。
この間にも、十二橋を抜けたサッパが続々と出てきて、さすがシーズン中は違う、と改めて実感。写真にも、竿から機走に変えて走ってきた、二隻のサッパが見えますね。

加藤洲稲荷(『新左衛門川散歩…2』参照)に近い屈曲を過ぎて、思案橋と向き合ったところで、数隻のサッパが向かってきました。あれ? 船尾を前にして進んでくる…船頭さんは船首で竿を使っています。なぜだろう? これも後で理由がわかりました。

魚籠を指して、船頭さんに「うなぎかしら?」と声をかけると、何度か通って心得ているのか、「鯉だね、誰かが釣ったんでしょう」との答えが返ってきました。

●後ずさりのサッパたちが、舷を擦りつつ通り過ぎて、視界が開けた瞬間、飛び上るほどに嬉しさがこみあげてきました。
「営業中」の赤い幟が! これなくして十二橋は語れない「河畔のお土産屋さん」が、復活されたんだ!
【撮影地点のMapion地図】
(24年6月24日撮影)
(『あやめ祭りの水郷風景…6』につづく)

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