あやめ祭りの水郷風景…1

今回はまず、十六島の水生植物園から。実は、毎年のように来ていながら、あやめの盛りを一度も見たことがありませんでした。ご当地が最も賑わうこの時季はどんなものなのか、初めてなので楽しみです。
水生植物園前の駐車場に到着すると、いつもと勝手が違い、クルマや観光バスがぎっしり。うわさどおりの繁盛ぶりを目の当たりにして、嬉しくはなったものの、入れなかったらどうしよう…と不安になっていたら、ちょうど一台出るクルマがあって、辛くも収まることができました。

●ではさっそく、水郷佐原水生植物園の園内へ。「あやめまつり」「香取市」と書かれたぼんぼりが立ち並ぶ園内は、あやめを愛でる人たちでなかなかの盛況。この日、24日があやめ祭りの最終日とのことで、水郷の一番華やいだ雰囲気を味わうには、駆けこみセーフといったところです。
【撮影地点のMapion地図】

このような古い農具が展示されているのは、土地改良がおこなわれる以前の、いにしえの水郷風景を保存しようというのが、水生植物園の設立趣旨の一つでもあるため。運動は苦手ではありますが、この踏み車の「体験揚水」(?)があったら、ぜひ参加してみたいところです。

●水辺を埋め尽くすあやめの見事さと、その銘柄の多彩さに目を奪われながらも、やはり一番のお目当ては、園内の水路を竿さしてめぐる、サッパでの遊覧!
この角度から見ると、可憐なあやめの群落越しにゆくサッパ、その向こうには真っ直ぐにのびるポプラの木々と、古きよき水郷を思い起こさせる風景が展開されていて、ますますそそるものが。舟の乗り場に急ぎましょう。

幸いにして並ぶ人は少なく、一回の順番待ちですぐに乗ることができました。もう10分遅れていたら、長蛇の列となっていたところです。
(24年6月24日撮影)
(『あやめ祭りの水郷風景…2』につづく)

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