6月23日のフネブネ…4

(『6月23日のフネブネ…3』のつづき)

97016.jpg日の出の水上バス桟橋の前を通り過ぎようとしたら、新顔がもやっているのに気づいたので、転回してちょっと寄り道することに。

ヒミコに続く、松本零士氏デザインの2番船、「ホタルナ」ですね! 出会うのはこれが初めてです。



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新聞によれば、正式な就航は6月28日からとのことでしたので、この時点で残り6日間、プレス向けの内覧と、最後の慣熟訓練に励んでいたころでしょうか。

一見して、ヒミコとの大きな違いは、船尾の甲板室を丸くまとめ、ダブルエンダーに近い形になっていること。スパッと切り落としたようなヒミコの船尾と対照的で、遠目にも良い識別点になっていますね。

97018.jpg手前にもう一本の桟橋があるので、船首部分を眺めるには具合が悪かったのですが、ここから見たかぎりヒミコと似たような造作。2隻並んでいるところを見たくなります、いかにも僚船然として、よいものでしょうね。

いかにも「松本メカ」を感じさせる、爆撃機のブリスター銃座のような涙滴形のドームは、今回はだいぶ小さくなり、それも手伝ってか、ヒミコより幾分おとなしめな印象ではあります。

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去り際、特徴であるまろやかな船尾部分をアップで。ホタルナの名にたがわず、船尾がホタルのように発光するしかけになっているのだとか。これからの季節、日没後の川面に映えて、さぞ目立つことでしょう。昇降式の尾翼(?)もヒミコに引き続き健在ですね。

ヒミコも決して嫌いではないのですが、外気に触れられる甲板がないので、個人的には残念に思っていました。ホタルナはこの点、トップに折りたたみ式の遊歩甲板が設けられたとのことですから、他の水上バス同様、低潮位時には素晴らしい展望が楽しめそうです。

97020.jpg隣にもやっていた、安宅丸の船尾を一枚。

使いやすいようにアレンジしてありますから、もちろん忠実な再現というわけではありませんが、船尾の上に、棚のように造られた艫矢倉、舷側に見られる艪床の張り出しなど、軍船・関船の最終発達型である海御座船らしいディテールを見ることができて、面白いものでした。
撮影地点のMapion地図

(24年6月23日撮影)

(『6月23日の東雲水門』につづく)

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タグ : ホタルナ 安宅丸 水上バス

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