6月23日のフネブネ…3

(『6月23日のフネブネ…2』のつづき)

97011.jpg清掃船を撮っていたら、その後ろを東海汽船のジェットフォイル、セブンアイランド夢が出港してゆくのに気づきました。

水中翼を前後に跳ね上げたままのゆっくりとした足取り、ループ近くの繋船地を発して、竹芝の乗り場に向かうのでしょう。戻るついでと、同航することに。


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レインボーブリッジの下まで来て、ふと見ると、いつの間にか水中翼が下ろされている…。

このまま竹芝までゆるゆる進むものと思い込んでいたので、気をゆるめてよそ見をしていたすきに、雰囲気が一変。船尾からは激しい噴流が! え、え? ホントに?!

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キーンというタービン音の高まりとともに、みるみるうちに船底が露出し始めました! こちらも遅れてはならじと、思わずスロットルをいっぱいに倒し、前進全速!

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まさかのフォイルボーン!

テイクオフの瞬間に、間近で立ち会えただけでも感動モノでしたが、こんな短い距離でも、ちゃんと翼走していることを初めて知り、さらに感動が深くなりました!

97015.jpg我が艇も全速力で食い下がったものの、所詮こちらは20kt強がせいぜい、40ktオーバーの超高速船、しかも加速のよいガスタービン主機の船に挑むなど、お話にならないレベル。セブンアイランド夢は、たちまち豆粒のように小さくなってしまいました。

あきらめて原速まで落とし、我が艇が竹芝の沖を通過したときには、セブンアイランド夢はとうに接岸を終え、客扱いまで始めていたというこの早技。客船にとって速度とは、もっとも重要な性能の一つであることを、再認識させられた一件でありました。


(24年6月23日撮影)

(『6月23日のフネブネ…4』につづく)

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タグ : 東京港 ジェットフォイル 東海汽船

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