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6月3日の芝浦運河地帯…3

(『6月3日の芝浦運河地帯…2』のつづき)

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一旦運河を出て港内へ。レインボーブリッジの西詰、ループの中へ久しぶりに入ってみたくなりました。

ぐるりを走るゆりかもめの電車を目で追っていたら、時ならぬサイレンの音がわんわんと響いてきて、ループ道路の途中に集結している様子。水面からはよく見えませんでしたが、首都高で事故があったようでした。

95048.jpg高浜水門に向かって左手、京浜運河の北口にある船溜…かつて浚渫船「雲取」がもやっていたあたりには、新しい浚渫船「海竜」の姿が!

まさにフネそのもの、他の本船に混じったら、とっさには見分けがないつかないくらいのスタイルは、機械然とした無骨そのものの「雲取」とは対照的ですね。


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船宿の持ち船らしいフラットボートの後について、運河へもどりました。芝浦運河を通って帰るとしましょう。

雲も切れて初夏らしくなった空をバックに、そびえるタワーマンション群とその影を映す水面、一条の白いウェーキがよいアクセントとなって、美しい街場の運河風景を楽しむことができました。

95050.jpg芝浦運河といえば、芝浦東運河との分流点にある、「芝浦通船」の通船溜を眺めるのも楽しみの一つ。

チラリとのぞく船底色の赤がよく映えているのも、白い船体が美しくあってこそ。社風なのでしょうか、この船社のフネブネはどれも手入れが行き届いています。その上、今や少なくなりつつある、これこそ“ツーセン”といいたくなるような船型なのですから、吸い寄せられるわけですわ!
撮影地点のMapion地図

95051.jpgそしておなじみ、古川水門の裏側を仰ぎながら、芝浦運河にお別れ。

まだちょっと物足りないので、浜離宮前に寄り道してみましょう。




(24年6月3日撮影)

(『浜離宮の出船風景』につづく)

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タグ : 芝浦運河高浜西運河通船曳船浚渫船古川水門

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