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4月7日のお花見徘徊…3

(『4月7日のお花見徘徊…2』のつづき)

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遡上するにつれ、両岸の桜がボリュームを増し、かつ川面へ枝をさしかけていい感じになって来ました。もっともそれは終点‥‥遡上限界点が近づいたサインでもあります。先行艇の皆さんも速度を落とし、反射波もだいぶ穏やかになってくると、桜並木の奥に太鼓橋と、目黒新橋が見えてきました。

‥‥と、その手前右手、桜の枝に見え隠れしながら、川面からにょっきり立つ何かを発見。これは以前来たとき、なかったと思いますが‥‥。

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むう、量水塔でしょうか。白く塗り上げた鋼材組みの櫓状構造物で、「航行注意」の看板を掲げています。しかし、お花見の名所として知られる可航河川、かつ増水時は激流となるここで、前後に防護杭や整流覆など、櫓を守る工作物を何ら設けていないその姿には、正直えらく違和感を覚えたものでした。

通りながらよく観察してみると、管路が護岸上から河中へ導かれており、メンテナンスに使うのか、櫓の天端にはチェーンブロックらしい設備が見られます。川面を監視するカメラの架台かな? ‥‥にしては大げさで、実際カメラも備えていないようでした。

検索してもなかなかヒットしなかったのですが、目黒区の「目黒川における水質浄化対策の進め方」にある、「高濃度酸素溶解水供給施設」が櫓の正体のようです。増水でひしゃげたり、通航船が衝突して壊れたりしないか、いささか心配になる造りではありますね。

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近年堆砂が進んで、浅くなっているのは知っていましたが、せめて太鼓橋のちょっと上流まで行って、満開時の桜と目黒新橋を撮りたいと思っていました。で、太鼓橋の近くまで進んでみると、魚探の感がいきなり1mを切る始末で、慌ててゴースターンをかけて離脱。干潮で水位が低い時間帯とはいえ、確実に以前より河床が上がっています。

ここでPWCのクルーから、「水深どうですか?」と声がかかりました。橋の下で1mを切っていること、「ジェットならもう少しいけるかも、でも気をつけて」と答えると、お礼をいって最微速で遡上していきました。

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というわけで、今回は目黒新橋との正対ならず。太鼓橋手前、ゴースターンをかける直前に撮ったここが、遡上限界点となりました。

見事な満開の枝ぶりと、秀麗なコンクリートアーチを堪能する間もなく反転、下航へ。せめて目黒新橋直下くらいまで、干潮時も小型船舶が安全に行き来できるレベルに、浚渫してほしいなあ‥‥。

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下航時も上航同様、行きかうフネブネの引き波が起こす反射波で、バウをふらふらさせながらの帰り道。でもさまざまな艇たちが、嬉しそうなお客さんを乗せて行き交う賑やかな川面を見るのは、楽しいものです。

谷山橋では、東京ウォータータクシーのハルナンバー05と行逢。手を振り合って別れました。
撮影地点のMapion地図

(令和6年4月7日撮影)

(『4月7日のお花見徘徊…4』につづく)

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タグ : 目黒川