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運河の給油所、解体

(『新造艇の名前は?』のつづき)

315006.jpgお花見の時季は、ふだん海を行動範囲にしている方が、めったに入らない川や運河へ来るせいなのか、まあ飛ばす艇が多いこと。狭水路でプレーニングされると、引き波の反射波がいつまでも消えず、ずいぶん怖い思いをさせられたものです。

さて、最近不穏な様子なのが気になって、出るたび続けて観察している第一石油販売。汐見運河を西航し、鷗橋下から眺めてみると‥‥あっ!

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事務所に足場が掛かった‥‥。

桟橋、鋼管杭の撤去ときていたので、続くは陸上施設かな、と予想はしていたのですが、悪い方へ的中したようです。いよいよ、お別れが近いことが確定したと、覚悟せざるを得ませんでした。

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一週間経った4月7日、このときは西側、豊洲運河から十字流に向かい、第一石油販売を左手に見た形で到達。ユンボらしい黄色い重機の姿がクレーン越しに目に入り、工事中であることがうかがえます。東側へ回ってみましょう。

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すでに解体済みでした。
建物が失せたところで、初めて目に入った背後にある満開の桜が、妙に物悲しかったですねえ‥‥。

事務所の建屋がちゃんと"給油所建築"ぽかっただけに、独特の雰囲気を醸していて、それが運河の交差点に在って小型船舶相手にひっそりと商いをしていたのが、他に類を見ない「船のスタンド」として特異な景観をかたちづくっていた第一石油販売。

寂しい限りですが、これでまた一つ、舟航水路と密接に関わってきた水辺の物件が、姿を消してしまいました。お疲れさまでした‥‥。
撮影地点のMapion地図

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運河にクレーンを突き出した工場建屋、水面上に張り出した木造家屋など、さまざまな水辺の特異物件を見送ってきましたが、ここは都内で唯一無二ともいえるものだっただけに、衝撃も大きかったものでした。

同じく汐見運河、水鳥の社交場となっている朽ちかけた桟橋の上で、くつろぐ鵜さんを眺めて癒されるなど。桟橋上においしいものでも打ちあがっているのか、数羽のハトもうろうろしていました。


(令和6年3月31日・4月7日撮影)

(『3月31日の咲き具合』につづく)

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タグ : 汐見運河平久運河第一石油販売