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深谷水道を通って…1

(『鳥羽港を見下ろす宿で』のつづき)

312091.jpg開けて2月2日のメインイベントは、志摩半島の英虞湾奥と太平洋を結ぶ本邦では珍しい地峡運河、深谷水道(Mapion地図)を通航すること。

深谷水道、および国内地峡運河への興味については改めてお話しするとして‥‥。今回は船越浦の深谷漁港にある、長久マリンさんのご協力をいただいて、艇を出していただくことになりました。

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お店の前にある桟橋にもやわれた、「ALBION」が本日お世話になる艇。何分流れのある狭水路とて、このクラスの艇が適しているとのことで選んでいただきました。

宿で夜明けの空を眺めた際は、青空がのぞいて希望が持てそうだったお天気は、分厚い曇り空のまま‥‥(泣)。風も冷たく少々キビシイですが、念願の深谷水道訪問がかなったのですから、ここは丹田に力を入れて寒気に耐えつつ、張り切ってまいりましょう。

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長久マリンさんのお店を後に、深谷漁港最奥部を出港。チャーター艇の対応をしてくれるお店では、たまたま深谷水道に最も近いということで問い合わせたのですが、「釣りもせずに行って戻るだけ」という要望は初めてだったようで、最初はずいぶんと不審がらせてしまいました‥‥ご協力ありがとうございます。

さて、目的は深谷水道ながら、見どころはそれだけでなくもう一つ、出港早々の場所にあるのでした。実はこのあたりをGoogleマップ上で徘徊している際、偶然存在に気付いたものなのですが‥‥。

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艇が進んでゆく正面、コンクリートの防波堤のようなものが迫ってきました。防波堤にしては、開口部がずいぶん狭いですね。写真左端と、これからとおるであろう正面に二つ。さて、何でしょうか?

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→出港」の切り抜き文字と、操作室らしい小屋、夜間設備の照明、監視カメラ‥‥そう、防潮水門です! この2径間は、スイングゲートのようですね。

ウェブ上に情報が乏しいようで、あれこれと検索してもなかなかヒットせず、ようやく見つけたのがこれ。深谷漁港水門豊国工業株式会社)。これは2枚上の写真にある、左の径間に備えられたゲートでしょう。マイタゲート1径間、スイングゲート2径間の構成とみてよいようです。ともあれ、これで名称が分かりました。

水門付きの防潮堤は、このすぐ北の入江、風ヶ崎浦にもあります。ストリートビューでもよく見えなかったこれ、いわば船からしか観察できない水門設備。いや~、神社港のそれにつづいて、スイング・マイタゲート三昧の伊勢志摩といえそう。「深谷水道」を記事タイトルにしながら、しばらく水門のことについて続けさせていただくことになりそうです‥‥。
撮影地点のMapion地図

(令和6年2月2日撮影)

(『深谷水道を通って…2』につづく)

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タグ : 英虞湾深谷漁港水門