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勢田川防潮水門を訪ねて…2

(『勢田川防潮水門を訪ねて…1』のつづき)

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管理橋に向かって勾配のついた堤防道を歩きながら、水門の全景を一枚。手前に見える排水機場径間との背割堤先端には、縦長の電光掲示板と監視カメラが設けられています。

際立った特徴や飾り気はないものの、いかにも水門らしい質実剛健たる外観、佳きものであります。

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312008.jpg管理橋を渡りつつ、何か面白いものはないかしらと、周りをキョロキョロ。周囲は橋が乏しいこともあってか結構な交通量があり、クルマが頻繁に通ります。川景色やディテールに集中しすぎてフラフラし、ご迷惑をおかけしてはいけません。

高欄の間近に並ぶ除塵機群を眺めながら、まずは手前の堰柱へ吸い寄せられるように近づきました。説明版が掲げられていたからです。


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国交省三重河川国道事務所による、「勢田川防潮水門排水機場のあらまし」と題した、堰柱の幅と同じくらいの大きな看板です。勢田川の河勢、本施設を整備したきっかけとなった昭和49年7月の洪水被害から説き起こし、施設の機能など詳細を述べたもの。洪水は年月から見て、太平洋沿岸に大きな被害をもたらした台風8号によるものですね。

挿図が褪色して判読しづらいのが残念ですが、諸元が明記されているのはありがたいところ。3径間ある水門は純径間(『圣』の略字がいいですね!)23m、閘門は幅7.5m×高さ7m、閘室長27m。

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「あらまし」の掲げられた橋をはさんで対面、背割堤上にもいま一つの説明版がありました。「勢田川の流域及び改修計画の概要」と題した、こちらは勢田川全体の改修を、洪水被害とともに概説したものです。

こちらはまだ、挿図に彩色が残っていて鑑賞に耐えそうなのに、木が生い茂って図のあたりのみを隠しており、角度を変えても見えないのが何とも。しかし、施設整備・河川改修の概要はこれら解説のおかげでよく理解でき、これからの鑑賞にもより深みが得られた気がしたものでした。
撮影地点のMapion地図

(令和6年2月1日撮影)

(『勢田川防潮水門を訪ねて…3』につづく)

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タグ : 勢田川防潮水門勢田川防潮水門閘門閘門勢田川