5月21日のおフネ見…4
(『5月21日のおフネ見…3』のつづき)

●みなと祭参加の二隻を眺めているときから、視界の端に気になる船がいました。対岸の大井埠頭で荷役をしていたこれです。船首にまん丸なブリッジを持ってきた何とも個性的な風貌、球状船首船ですね。
●球状船首船は、平成31年4月、「5年ぶりに横浜へ…1」で宇部興産海運の「セメント専用船「清安丸」に出会って以来なので、お次はこちらを愛でようと決めました。
航路を横断して西岸に寄せたところで、北上してくる入港船が一隻。長大なランプを備えていることから、RORO船とわかりました。「神泉丸」、栗林商船の持ち船だそう。

●近づいて船名を確認すると、「ながら」。井本商運のコンテナ船だそうです。まあ、撫で回したくなるほど丸いこと。荒天時に波頭へ突っ込んだら、ウィングがもぎ取られてしまわないかしら、と素人は余計な心配をしてしまいます。
「NEWS 242 : S547番船「ながら」命名引渡式」(旭洋造船株式会社)によると、球状船首タイプの5番船で、全長136m、約7,300総t。平成30年8月16日進水とのこと。
●ずいぶん近づいているように見えますが、ズームでたぐって撮っています、念のため。荷役中でもありますし、距離はご覧のとおり十分取って、周囲への見張りも欠かしていません。
竣工して5年、まだ斬新なデザインの範疇ながら、昔からいる船のような気がするのは、曲線を多用した船橋のラインが、どこかクラシカルな雰囲気を醸しているからでしょうか?

●このタイプの船を目にするとやりたくなるのが、後ろ頭‥‥ブリッジの後部を眺めること。この、他の船では見られない断面感、えもいわれぬ滋味があるではありませんか(真顔)。
(令和5年5月21日撮影)
(『5月21日のおフネ見…5』につづく)

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●みなと祭参加の二隻を眺めているときから、視界の端に気になる船がいました。対岸の大井埠頭で荷役をしていたこれです。船首にまん丸なブリッジを持ってきた何とも個性的な風貌、球状船首船ですね。

航路を横断して西岸に寄せたところで、北上してくる入港船が一隻。長大なランプを備えていることから、RORO船とわかりました。「神泉丸」、栗林商船の持ち船だそう。

●近づいて船名を確認すると、「ながら」。井本商運のコンテナ船だそうです。まあ、撫で回したくなるほど丸いこと。荒天時に波頭へ突っ込んだら、ウィングがもぎ取られてしまわないかしら、と素人は余計な心配をしてしまいます。
「NEWS 242 : S547番船「ながら」命名引渡式」(旭洋造船株式会社)によると、球状船首タイプの5番船で、全長136m、約7,300総t。平成30年8月16日進水とのこと。

竣工して5年、まだ斬新なデザインの範疇ながら、昔からいる船のような気がするのは、曲線を多用した船橋のラインが、どこかクラシカルな雰囲気を醸しているからでしょうか?

●このタイプの船を目にするとやりたくなるのが、後ろ頭‥‥ブリッジの後部を眺めること。この、他の船では見られない断面感、えもいわれぬ滋味があるではありませんか(真顔)。
(令和5年5月21日撮影)
(『5月21日のおフネ見…5』につづく)

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タグ : 東京港
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