水路をゆく・第二運河 令和5年1~3月のご案内

【ご案内】
■「水路をゆく・第二運河」にようこそ!
モーターボートなのになぜか艪(ろ)がついている、全長わずか21ft(約6m)の木っ端ブネに乗る道楽船頭は、川や運河をうろつくのが大好き。いにしえの水運全盛期に思いを馳せつつ、閘門・水門や橋、フネブネの姿を楽しみながら、各地の水辺や博物館、遊覧船を訪ね歩くブログです。東京とその近郊にある可航水路の、自艇航行による全線ご紹介を目指しています。
■当ブログ掲載の本文、画像の無断使用はお断りいたします。
■コメントが減少したため、コメント欄は四年前より閉じさせていただきました。悪しからずご了承ください。
■なお、過去の記事にいただいたコメントは、管理人承認後の表示となります。また、誹謗中傷が含まれるもの、公序良俗に反するもの、当ブログの趣旨にそぐわないものなど、コメントの内容によっては、管理人の判断で予告なく削除させていただく場合があります。悪しからずご了承ください。
■ボートオーナーの方へ…当ブログに掲載された水路を航行され、事故を起こされても、管理人は責任を負いかねますので、航行にあたっては、各艇長の責任で安全航行をお願いいたします。
■画像は、クリックすると別窓・別タブで拡大表示できます(初期のものの中には、原寸掲載で拡大しないものもあります)。
■本文中のリンクは、ここ最近のものは原則、ブログ内記事が現窓表示、外部サイト(『水路をゆく 過去ログ』を含む)が別窓・別タブ表示です。初期の記事には、すべて別窓表示のリンクが残っています。
■記事検索の仕方‥‥【1】右欄「ブログ内検索」に好みの文言を入力して検索ボタンを押すと、左側に当該文言を本文に含んだ記事のリンク集が表示されます。【2】右欄「水運趣味タグ」の「全表示」をクリックした後、Ctrl+Fで河川名・水門名などを入力し、反転したタグをクリックすると、左欄にタグのついた記事が表示されます。
■お問い合わせなどありましたら、右欄最下段のメールフォーム「船頭に電信を打電」よりお願いいたします。
■【メールフォームよりメールをくださった皆様へ】頂戴したメールはすべて目を通しておりますが、都合により、お急ぎのご用がある方以外、原則返信はしておりません。またそのほかの理由でも、返信の可否は管理人にお任せください。大変恐縮ですが、悪しからずご了承いただければ幸いです。
■当ブログは、ブログサービス「Doblog」にて作成していた、「水路をゆく」の姉妹ブログとして、平成20年4月6日に開設、「航行水路メモ」を主な記事にしてまいりましたが、平成21年2月8日以降、Doblogに障害が発生、更新が不可能になったため、本文記事をこちらで継続することとなりました。
■なお、サービス終了に伴い、閉鎖されたDoblog「水路をゆく」に掲載していた記事は、FC2ブログ「水路をゆく 過去ログ」に移設しました。
モーターボートなのになぜか艪(ろ)がついている、全長わずか21ft(約6m)の木っ端ブネに乗る道楽船頭は、川や運河をうろつくのが大好き。いにしえの水運全盛期に思いを馳せつつ、閘門・水門や橋、フネブネの姿を楽しみながら、各地の水辺や博物館、遊覧船を訪ね歩くブログです。東京とその近郊にある可航水路の、自艇航行による全線ご紹介を目指しています。
■当ブログ掲載の本文、画像の無断使用はお断りいたします。
■コメントが減少したため、コメント欄は四年前より閉じさせていただきました。悪しからずご了承ください。
■なお、過去の記事にいただいたコメントは、管理人承認後の表示となります。また、誹謗中傷が含まれるもの、公序良俗に反するもの、当ブログの趣旨にそぐわないものなど、コメントの内容によっては、管理人の判断で予告なく削除させていただく場合があります。悪しからずご了承ください。
■ボートオーナーの方へ…当ブログに掲載された水路を航行され、事故を起こされても、管理人は責任を負いかねますので、航行にあたっては、各艇長の責任で安全航行をお願いいたします。
■画像は、クリックすると別窓・別タブで拡大表示できます(初期のものの中には、原寸掲載で拡大しないものもあります)。
■本文中のリンクは、ここ最近のものは原則、ブログ内記事が現窓表示、外部サイト(『水路をゆく 過去ログ』を含む)が別窓・別タブ表示です。初期の記事には、すべて別窓表示のリンクが残っています。
■記事検索の仕方‥‥【1】右欄「ブログ内検索」に好みの文言を入力して検索ボタンを押すと、左側に当該文言を本文に含んだ記事のリンク集が表示されます。【2】右欄「水運趣味タグ」の「全表示」をクリックした後、Ctrl+Fで河川名・水門名などを入力し、反転したタグをクリックすると、左欄にタグのついた記事が表示されます。
■お問い合わせなどありましたら、右欄最下段のメールフォーム「船頭に電信を打電」よりお願いいたします。
■【メールフォームよりメールをくださった皆様へ】頂戴したメールはすべて目を通しておりますが、都合により、お急ぎのご用がある方以外、原則返信はしておりません。またそのほかの理由でも、返信の可否は管理人にお任せください。大変恐縮ですが、悪しからずご了承いただければ幸いです。
■当ブログは、ブログサービス「Doblog」にて作成していた、「水路をゆく」の姉妹ブログとして、平成20年4月6日に開設、「航行水路メモ」を主な記事にしてまいりましたが、平成21年2月8日以降、Doblogに障害が発生、更新が不可能になったため、本文記事をこちらで継続することとなりました。
■なお、サービス終了に伴い、閉鎖されたDoblog「水路をゆく」に掲載していた記事は、FC2ブログ「水路をゆく 過去ログ」に移設しました。
【タイトル画像ほかの更新履歴】
■【3月2日更新】タイトルバック画像を更新しました。利根川河口堰閘門の通航風景です。令和5年2月18日撮影。
■【2月1日更新】タイトルバック画像を更新しました。隅田川、橋本産業・荒川油槽所にもやう独航艀、第五興雄丸です。令和4年12月28日撮影。
■【1月1日更新】タイトルバック画像を更新しました。砂町北運河に進入直後のガット船(プッシャー+バージ)「第三十八共栄丸」「第三十七共栄丸」を船尾から見たところ。令和4年12月28日撮影。
■【1月1日】新年あけましておめでとうございます。本年もどうかよろしくお願い申し上げます。
■【2月1日更新】タイトルバック画像を更新しました。隅田川、橋本産業・荒川油槽所にもやう独航艀、第五興雄丸です。令和4年12月28日撮影。
■【1月1日更新】タイトルバック画像を更新しました。砂町北運河に進入直後のガット船(プッシャー+バージ)「第三十八共栄丸」「第三十七共栄丸」を船尾から見たところ。令和4年12月28日撮影。
■【1月1日】新年あけましておめでとうございます。本年もどうかよろしくお願い申し上げます。
2月18日の水路風景…2
(『2月18日の水路風景…1』のつづき)
●新芝運河、藻塩橋の橋塔。遠くから見ている分には、あ、ちょっと変わった形だな、としか感じなかったのが、間近で見上げてみると、まあ念入りにトリさん避けのトゲが植えてあり、印象が一変しました。
トゲトゲの剣呑さもさることながら、その形から江戸時代の捕り物で出てくる刺股を連想させ、橋自体のイメージも、何やらアグレッシブに思えてくるほどでした。
●高浜西運河、改架された高浜橋をくぐって。橋は竣工しているのですが、左右に設けられた仮橋はまだ撤去されておらず、こうしてくぐると錆色の鋼材で視界がいっぱいになり、架橋工事特有の景観が堪能できます。
桁下高が低いせいか、圧迫感とともに鉄の物量が強調されて、なぜか「鉄は産業のコメ」なるフレーズが脳裏に浮かんできたのでした。

●永代橋下流に到達した際、ちょうど上流から「松本型」水上バスが下航してきたので、スロットルを戻して艇を流れに立て、橋をくぐり切ったところで一枚。
「ホタルナ」でしたか。光線の角度もよろしく、まことにいいお顔。松本零士先生が逝去されても、「松本型」船隊は大川筋の顔として、末永く活躍してほしいものです。

●汐見運河を東航して京葉線の高架が見えるところまで来ると、警戒船が旗を振っているのに出くわしました。その向こうには、左手に送泥管を従えたポンプ浚渫船、右手には土運船とユンボ搭載浚渫船が見られ、結構な規模の川ざらえのようです。
警戒船の乗り組みさんに「通っていいですか?」と尋ねると「どうぞ。気をつけてお通りください!」と、丁寧に応対していただき、恐縮しつつ最微速通航。浚渫作業は止まっていましたが、作業艇が盛んに動き回って、何か調査をしているようでした。

●護岸にもやっていた揚錨船「あさぎり」。山吹色のジブが、濃緑色の船体とよいコントラストをなして、チャームポイントといってよい好ましい配色。
両舷に抱えた形の後付け部分、何んとなく「バルジ」と呼んでいますが、現場なりの正式名称はあるのでしょうか。世代的に船舶各部の呼称は、軍艦から知識を得たのでどうしてもそっち方面に偏ってしまいますが、検索したら出てくるかな。
【撮影地点のMapion地図】
(令和5年2月18日撮影)
(この項おわり)

にほんブログ村
【▲クリックお願いします】

トゲトゲの剣呑さもさることながら、その形から江戸時代の捕り物で出てくる刺股を連想させ、橋自体のイメージも、何やらアグレッシブに思えてくるほどでした。

桁下高が低いせいか、圧迫感とともに鉄の物量が強調されて、なぜか「鉄は産業のコメ」なるフレーズが脳裏に浮かんできたのでした。

●永代橋下流に到達した際、ちょうど上流から「松本型」水上バスが下航してきたので、スロットルを戻して艇を流れに立て、橋をくぐり切ったところで一枚。
「ホタルナ」でしたか。光線の角度もよろしく、まことにいいお顔。松本零士先生が逝去されても、「松本型」船隊は大川筋の顔として、末永く活躍してほしいものです。

●汐見運河を東航して京葉線の高架が見えるところまで来ると、警戒船が旗を振っているのに出くわしました。その向こうには、左手に送泥管を従えたポンプ浚渫船、右手には土運船とユンボ搭載浚渫船が見られ、結構な規模の川ざらえのようです。
警戒船の乗り組みさんに「通っていいですか?」と尋ねると「どうぞ。気をつけてお通りください!」と、丁寧に応対していただき、恐縮しつつ最微速通航。浚渫作業は止まっていましたが、作業艇が盛んに動き回って、何か調査をしているようでした。

●護岸にもやっていた揚錨船「あさぎり」。山吹色のジブが、濃緑色の船体とよいコントラストをなして、チャームポイントといってよい好ましい配色。
両舷に抱えた形の後付け部分、何んとなく「バルジ」と呼んでいますが、現場なりの正式名称はあるのでしょうか。世代的に船舶各部の呼称は、軍艦から知識を得たのでどうしてもそっち方面に偏ってしまいますが、検索したら出てくるかな。
【撮影地点のMapion地図】
(令和5年2月18日撮影)
(この項おわり)

にほんブログ村
【▲クリックお願いします】
2月18日の水路風景…1
(『2月18日の巡視艇』のつづき)
●以下、道々に拾った風景を垂れ流しに及びます。
毎度おなじみのエンジンの健康管理、最近はそれに船底清掃具「スクラビス」の効果検証も兼ねるようになりましたが、東雲運河でデッドフルのトライアルです。
結果は51.6km/h‥‥約27.9ktと、じゅうぶん満足できるレコードでありました。これから水温も上がり、海苔も付きやすくなる季節、せいぜいサボらずにお手入れに励みたいと思います。

●しかし、風波に影響されず、高速航行をしても造波を吸収してくれる護岸を備えた、東雲運河あったればこそ、こんな遊びもできるわけで‥‥。
大河川であっても流速がきつければ計測に向かず、護岸の構造や繋留状況から飛ばせなければ、そもそもトライアルが成り立たないですから‥‥奇跡のような存在ですわ東雲運河。ありがたやありがたや。
●こちらもそろそろルーチンといってよいかと。解体進む、晴海の旧客船ターミナルの進捗状況を観察しておこうと一枚。
東側から解体が進んでおり、側面のパネルによる養生もほぼ全長におよぶなど、工事の進み具合が見て取れます。まだ周辺の建造物の段階なのでそれなりですが、母屋(?)の部分に及んだら衝撃も大きそうですねえ‥‥。

●晴海H2バースには日本丸がもやっていました。姉妹船である海王丸か、日本丸のどちらかがここで憩うているのは、この時期おなじみの光景。甲板上に人影もなく、静まり返った姿もかえって息を抜いた休日の感じがして、よいものです。

●晴海、月島の北西岸に沿って走っていると、視界内で目立つのは竹芝埠頭に横付けした「おがさわら丸」の白い船体。そのまま河口を横断して、船首から真正面の姿を撮ってみました。この角度だと、特徴であるバーチカル・ステムが目立たず、また違った印象です。
晴海客船ターミナルが現役だったころは、来航した外国軍艦や大型客船の真正面ショットを、気軽にものできたのですが‥‥。有明の新ターミナルだってさほどの距離でないとはいえ、かつての晴海を思うと、何かハードルが高く感じてしまうのですよね。
【撮影地点のMapion地図】
(令和5年2月18日撮影)
(『2月18日の水路風景…2』につづく)

にほんブログ村
【▲クリックお願いします】

毎度おなじみのエンジンの健康管理、最近はそれに船底清掃具「スクラビス」の効果検証も兼ねるようになりましたが、東雲運河でデッドフルのトライアルです。
結果は51.6km/h‥‥約27.9ktと、じゅうぶん満足できるレコードでありました。これから水温も上がり、海苔も付きやすくなる季節、せいぜいサボらずにお手入れに励みたいと思います。

●しかし、風波に影響されず、高速航行をしても造波を吸収してくれる護岸を備えた、東雲運河あったればこそ、こんな遊びもできるわけで‥‥。
大河川であっても流速がきつければ計測に向かず、護岸の構造や繋留状況から飛ばせなければ、そもそもトライアルが成り立たないですから‥‥奇跡のような存在ですわ東雲運河。ありがたやありがたや。

東側から解体が進んでおり、側面のパネルによる養生もほぼ全長におよぶなど、工事の進み具合が見て取れます。まだ周辺の建造物の段階なのでそれなりですが、母屋(?)の部分に及んだら衝撃も大きそうですねえ‥‥。

●晴海H2バースには日本丸がもやっていました。姉妹船である海王丸か、日本丸のどちらかがここで憩うているのは、この時期おなじみの光景。甲板上に人影もなく、静まり返った姿もかえって息を抜いた休日の感じがして、よいものです。

●晴海、月島の北西岸に沿って走っていると、視界内で目立つのは竹芝埠頭に横付けした「おがさわら丸」の白い船体。そのまま河口を横断して、船首から真正面の姿を撮ってみました。この角度だと、特徴であるバーチカル・ステムが目立たず、また違った印象です。
晴海客船ターミナルが現役だったころは、来航した外国軍艦や大型客船の真正面ショットを、気軽にものできたのですが‥‥。有明の新ターミナルだってさほどの距離でないとはいえ、かつての晴海を思うと、何かハードルが高く感じてしまうのですよね。
【撮影地点のMapion地図】
(令和5年2月18日撮影)
(『2月18日の水路風景…2』につづく)

にほんブログ村
【▲クリックお願いします】