9月20日の神田川奥部…1
(『9月20日のフネブネ…2』のつづき)

●神田川を下るエスエスNANO2とお別れし、反対側、神田川可航区間の奥部へと舵を切りました。すっかりご無沙汰していたので、分流点~飯田橋間の背の高い高架が織りなす光景も、新鮮に感じるもの。何か変化や新しい発見はあるでしょうか。
●飯田橋の丁字流直前、右手の護岸があるところから、線を引いたように色がついているのに気づきました。
ここは高架がカーブで、河上を外れて右手に反れているため、雨や陽光にさらされる写真奥の部分のみ、表面がグレーに汚れているということでしょうか。それにしてもくっきりと分かれていて、面白いですね。

●船河原橋をくぐりながら、飯田橋を振り返ってのスナップ。丁字流を L字に架かる船河原橋と、飯田橋のつくる空間に陽が差し込み、水面に三角形を映していました。
船河原橋の桁裏に反射した陽光がゆらゆらと模様をつくっているのも手伝って、どこか幻想的なシーン。この丁字流の新たな一面を目にした思いがしたものでした。
●幅の広い船河原橋の桁下から上流側へ向き直れば、左手に瀟洒なアーチ状装飾を備えた暗渠のポータルと、江戸川橋分水路の吐口がオーラを放っています。
この対面には水道橋2号分水路の呑口もありと、神田川奥部でも濃厚なスポット。それだけに河川改良の要であったことが思われて、分水路を構想し、造った方々の努力に頭が下がったことではありました。

●さらに進めば、複雑な桁で本線と飯田橋出口のランプを支える高架の造形が、頭上を圧して広がるちょっとしたハイライト。高架のすき間からのぞく秋晴れの空、奥には古豪トラスの生き残り、隆慶橋も垣間見えてと、硬質かつ見どころの多い川景色を楽しみながら、続けて前進。
【撮影地点のMapion地図】
(令和3年9月20日撮影)
(『9月20日の神田川奥部…2』につづく)

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●神田川を下るエスエスNANO2とお別れし、反対側、神田川可航区間の奥部へと舵を切りました。すっかりご無沙汰していたので、分流点~飯田橋間の背の高い高架が織りなす光景も、新鮮に感じるもの。何か変化や新しい発見はあるでしょうか。

ここは高架がカーブで、河上を外れて右手に反れているため、雨や陽光にさらされる写真奥の部分のみ、表面がグレーに汚れているということでしょうか。それにしてもくっきりと分かれていて、面白いですね。

●船河原橋をくぐりながら、飯田橋を振り返ってのスナップ。丁字流を L字に架かる船河原橋と、飯田橋のつくる空間に陽が差し込み、水面に三角形を映していました。
船河原橋の桁裏に反射した陽光がゆらゆらと模様をつくっているのも手伝って、どこか幻想的なシーン。この丁字流の新たな一面を目にした思いがしたものでした。

この対面には水道橋2号分水路の呑口もありと、神田川奥部でも濃厚なスポット。それだけに河川改良の要であったことが思われて、分水路を構想し、造った方々の努力に頭が下がったことではありました。

●さらに進めば、複雑な桁で本線と飯田橋出口のランプを支える高架の造形が、頭上を圧して広がるちょっとしたハイライト。高架のすき間からのぞく秋晴れの空、奥には古豪トラスの生き残り、隆慶橋も垣間見えてと、硬質かつ見どころの多い川景色を楽しみながら、続けて前進。
【撮影地点のMapion地図】
(令和3年9月20日撮影)
(『9月20日の神田川奥部…2』につづく)

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