お花見水路の道々で…5
(『お花見水路の道々で…4』のつづき)

●巴橋をくぐって西側に出ると、おお、先ほどよりだいぶ回復‥‥というか、まだ花たちは踏みとどまっていてくれました。例年のごとく脳内に「ほわ~」というBGMともつかぬ音楽が流れ、川に春が訪れたことを今さらのように実感。
和船の姿はなくとも、プレジャー、観光船とも行逢艇が続々と現れ、繰り返しになりますが平日らしからぬ賑わい。緊急事態宣言が明けたことも手伝っているのでしょう、コロナ禍で苦しい中、このひとときを精一杯楽しんでいるように見えました。

●大横川ならでは、低く垂れる桜の枝を鼻先に来るまで間近に愛で、ギリギリでヒョイと頭を傾けてよける、この楽しさ!
石島橋の西では「エスエスNANO2」と行逢。日本橋発のお花見コースですね。ちなみに私の進行方向の2隻前には、「エスエスNANO1」がいました。
●風もそこそこあり、桜も散りどきとなれば、花筏も濃くなろうというもの。越中島橋の西、屈曲のインコースに至ると、流れの関係かなかなか見事な状態に。
ここまで来ると、隅田川からの引き波が入って、さらに風も抜けるため、水面の浮流物が溜まりやすくなるのでしょう。花筏を船首でかき分けながら、曲がり切って大島川水門に近づくと‥‥。

●いや、これは圧巻! 北岸に沿って濃厚な花筏が生じており、風波で美しい大理石模様をなしていたのです。すでに4月1日からのタイトルにも掲げましたが、毎年この時期の大横川に通っていて、ここまで見事な花筏は初めてだったと思います。
新雪を踏むような気持で、船首で花筏を割って微速で進み、隅田川へ。充実したお花見ができたので、これで帰ってもよさそうなものですが、欲が出ても少し見て回ってやろうと、スロットルを倒したのでした。
【撮影地点のMapion地図】
(令和3年3月31日撮影)
(『お花見水路の道々で…6』につづく)

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●巴橋をくぐって西側に出ると、おお、先ほどよりだいぶ回復‥‥というか、まだ花たちは踏みとどまっていてくれました。例年のごとく脳内に「ほわ~」というBGMともつかぬ音楽が流れ、川に春が訪れたことを今さらのように実感。
和船の姿はなくとも、プレジャー、観光船とも行逢艇が続々と現れ、繰り返しになりますが平日らしからぬ賑わい。緊急事態宣言が明けたことも手伝っているのでしょう、コロナ禍で苦しい中、このひとときを精一杯楽しんでいるように見えました。


石島橋の西では「エスエスNANO2」と行逢。日本橋発のお花見コースですね。ちなみに私の進行方向の2隻前には、「エスエスNANO1」がいました。

ここまで来ると、隅田川からの引き波が入って、さらに風も抜けるため、水面の浮流物が溜まりやすくなるのでしょう。花筏を船首でかき分けながら、曲がり切って大島川水門に近づくと‥‥。

●いや、これは圧巻! 北岸に沿って濃厚な花筏が生じており、風波で美しい大理石模様をなしていたのです。すでに4月1日からのタイトルにも掲げましたが、毎年この時期の大横川に通っていて、ここまで見事な花筏は初めてだったと思います。
新雪を踏むような気持で、船首で花筏を割って微速で進み、隅田川へ。充実したお花見ができたので、これで帰ってもよさそうなものですが、欲が出ても少し見て回ってやろうと、スロットルを倒したのでした。
【撮影地点のMapion地図】
(令和3年3月31日撮影)
(『お花見水路の道々で…6』につづく)

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