お花見水路の道々で…2
(『お花見水路の道々で…1』のつづき)
●平日なんだし、あわよくばイグアナクレーンの荷役シーンも‥‥と、ほくそ笑みながら北上、汐見運河との丁字流に出ると、おお! イグアナ先生、だいぶ西へ移動していますね!
残念ながら、バージや曳船の姿は見られなかったものの、作業中であることは間違いありません。近づいてみましょう。

●いつもと違うのは、クレーンの下に並ぶレール運搬の車輌が、黒い長物車のチキではなく、黄色い車体に運転台のついた、気動車の運搬列車だったことです。
ご当地、越中島貨物線の様子を日々丹念に記録しておられる、越中島貨物線沿線民さんのツイートをしばらく前から拝見していて知ったのですが、機関車が貨車を牽引するタイプの運搬列車は先月で終了し、キヤE195系なる気動車列車(参考:『JR東海キヤ97系気動車』Wikipedia)に代替されたとのこと。
●東端にいた車輌の運転台を正横から。作業員さんの姿が見え、レールを積んだ様子はないことから、これからバージが来るのでしょうか。
しかし、妻に丸みをつけ、裾もしぼった運転台がデンと床上に載ったさま、まるで取ってつけたようで、個人的には違和感ありまくり。まあ、いずれ慣れたら普通に眺められるのでしょうが‥‥。正面から見たら、ダルマさんをポンと置いたような感じがするでしょうね。

●正面から、イグアナ先生とキヤさんたちを記念撮影。クレーン、車輌ともに代替わりしたレール運搬の事業を目の当たりにして、これで当分はバージでの荷役が続くであろうと、水運バカ的視点で安堵することしきり。
以前より、レールセンターのヤードの片隅でチラチラと見かけたものの、数的にあまり目立たなかったので、まさか主力として置き換えられるとは思っていませんでした。

●西側から眺めて。この気動車、橋でいう桁に当たる部分が床上側面に出っ張った構造で、運転台ともに黄色く塗装されてよく目立つため、黒い長物車より写真映えがして、グリーンのイグアナ先生ともよく似合いますよね。
小名木川のトラスで何回か見かけた、赤いディーゼル機関車がごろごろと長い貨物列車を引く、どこかのどかな風景が見られなくなったのは寂しいですが、レール運搬にも新しい時代が訪れたことを、興味深く眺めたことではありました。
【撮影地点のMapion地図】
(令和3年3月31日撮影)
(『お花見水路の道々で…3』につづく)

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残念ながら、バージや曳船の姿は見られなかったものの、作業中であることは間違いありません。近づいてみましょう。

●いつもと違うのは、クレーンの下に並ぶレール運搬の車輌が、黒い長物車のチキではなく、黄色い車体に運転台のついた、気動車の運搬列車だったことです。
ご当地、越中島貨物線の様子を日々丹念に記録しておられる、越中島貨物線沿線民さんのツイートをしばらく前から拝見していて知ったのですが、機関車が貨車を牽引するタイプの運搬列車は先月で終了し、キヤE195系なる気動車列車(参考:『JR東海キヤ97系気動車』Wikipedia)に代替されたとのこと。

しかし、妻に丸みをつけ、裾もしぼった運転台がデンと床上に載ったさま、まるで取ってつけたようで、個人的には違和感ありまくり。まあ、いずれ慣れたら普通に眺められるのでしょうが‥‥。正面から見たら、ダルマさんをポンと置いたような感じがするでしょうね。

●正面から、イグアナ先生とキヤさんたちを記念撮影。クレーン、車輌ともに代替わりしたレール運搬の事業を目の当たりにして、これで当分はバージでの荷役が続くであろうと、水運バカ的視点で安堵することしきり。
以前より、レールセンターのヤードの片隅でチラチラと見かけたものの、数的にあまり目立たなかったので、まさか主力として置き換えられるとは思っていませんでした。

●西側から眺めて。この気動車、橋でいう桁に当たる部分が床上側面に出っ張った構造で、運転台ともに黄色く塗装されてよく目立つため、黒い長物車より写真映えがして、グリーンのイグアナ先生ともよく似合いますよね。
小名木川のトラスで何回か見かけた、赤いディーゼル機関車がごろごろと長い貨物列車を引く、どこかのどかな風景が見られなくなったのは寂しいですが、レール運搬にも新しい時代が訪れたことを、興味深く眺めたことではありました。
【撮影地点のMapion地図】
(令和3年3月31日撮影)
(『お花見水路の道々で…3』につづく)

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