令和2年度川走り納め…1

●昨年12月29日は、毎年恒例の川走り納めに出かけてきました。今回目指すのは花畑運河で、平成20年の年末以来、実に12年ぶりの再訪であります。
桁下高の関係で通航時間が限られるのと、午後から天気が崩れるとの予報を受け、少し早めの出港。おかげで新砂水門を通航したとき、径間のほぼ軸線上に朝日を拝みながら出られるという、嬉しいおまけがつきました。まさに早起きは三文のトクであります。

29日を選んだのは、この時点では翌30日が崩れ、暖かなのはこの日までで、以降は寒波が襲ってくるとの予報があったからですが、少なくとも終日穏やかで、陽が落ちてもさほど気温も下がらなかったので、正解だったようですね。

●中川に入ったところで、更新工事中の上平井水門と正対。昨年6月7日はまだ道半ばだった第2径間も、巻上機室が形を成し完成間近ですね。
冬の低い陽射しを浴びて、銀色の扉体を輝かせるこの凛々しさ! この快味を堪能したくて、寒中の水路行をしているようなものです。


連続屈曲区間の入口たる、2径間トラスの上平井橋をくぐってさらに遡上。この区間は平成30年末以来ですが、テラス化が急速に進展したことにともない、航路環境も改善され、以前よりはずいぶん楽になりました。
【撮影地点のMapion地図】
(令和2年12月29日撮影)
(『令和2年度川走り納め…2』につづく)

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