9月21日の水路風景…2
(『9月21日の水路風景…1』のつづき)
●お次はもうほとんどルーティン(?)になってしまった、常磐橋復元工事の進捗を観察する件であります。
屈曲を過ぎて、一本下流の常盤橋をくぐる手前でふと、「この先常磐橋工事中」の看板が、右肩下がりになってしまったのに気づかされました。もう長い間この看板を見ていますが、いつもキチンと水平に架けられていたので、ちょっと意外ではありました。

●前回、9月21日の状態とくらべると、袖高欄、高欄ともに養生が取り去られ、橋上がクリアになってきましたね。
側面に掲げられていた、通航の可否や航路を示す看板もなくなり、竣工がいよいよ近づいたという感じがします。この日も作業は続行しており、安全帽姿の皆さんが忙しそうに立ち働いていました。

●さて、くぐってみようとスロットルを投入、大好きな水切りを眺めながら左径間に進入すると‥‥う~ん、石材表面の色、ずいぶん渋くなりましたよね?
曇りのせいで、色味が暗く見えるのかしら‥‥いや、それにしても、組み上げた当初の白っぽい感じは脱して、本来の色合いに近づいてきたことは間違いないでしょう。
●写真がブレていて恐縮ですが、今回驚いたのがこれです。アーチ内側の頂部に、何か黒い箱のようなものが取り付けられている‥‥何だろう?
近づいてみると、照明の灯器でした。なるほど、アーチの曲面を白熱色の球でほんのり照らし、夜に眺めると、アーチが水面に倒立像を映して浮かび上がる、といった趣向なのですね。

●きれいに洗浄し、復元した石材に穴をあけて‥‥、といった抵抗感がなくはないのですが、常磐橋が美しくライトアップされる姿も楽しみではあり、注目されることはもちろん悪いことではありません。
しかし、穴をあけたのに抵抗感がといっておきながら何ですが、周りにガードフレームを取り付けた方がいいような気もします。ただでさえ桁下(?)高が低いところへ、別付けの突起が増えたわけですから、ぶつけて壊してしまう艇が出ないとも限りません。心配しすぎでしょうか。
【撮影地点のMapion地図】
(令和2年9月21日撮影)
(『9月21日の水路風景…3』につづく)

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屈曲を過ぎて、一本下流の常盤橋をくぐる手前でふと、「この先常磐橋工事中」の看板が、右肩下がりになってしまったのに気づかされました。もう長い間この看板を見ていますが、いつもキチンと水平に架けられていたので、ちょっと意外ではありました。

●前回、9月21日の状態とくらべると、袖高欄、高欄ともに養生が取り去られ、橋上がクリアになってきましたね。
側面に掲げられていた、通航の可否や航路を示す看板もなくなり、竣工がいよいよ近づいたという感じがします。この日も作業は続行しており、安全帽姿の皆さんが忙しそうに立ち働いていました。

●さて、くぐってみようとスロットルを投入、大好きな水切りを眺めながら左径間に進入すると‥‥う~ん、石材表面の色、ずいぶん渋くなりましたよね?
曇りのせいで、色味が暗く見えるのかしら‥‥いや、それにしても、組み上げた当初の白っぽい感じは脱して、本来の色合いに近づいてきたことは間違いないでしょう。

近づいてみると、照明の灯器でした。なるほど、アーチの曲面を白熱色の球でほんのり照らし、夜に眺めると、アーチが水面に倒立像を映して浮かび上がる、といった趣向なのですね。

●きれいに洗浄し、復元した石材に穴をあけて‥‥、といった抵抗感がなくはないのですが、常磐橋が美しくライトアップされる姿も楽しみではあり、注目されることはもちろん悪いことではありません。
しかし、穴をあけたのに抵抗感がといっておきながら何ですが、周りにガードフレームを取り付けた方がいいような気もします。ただでさえ桁下(?)高が低いところへ、別付けの突起が増えたわけですから、ぶつけて壊してしまう艇が出ないとも限りません。心配しすぎでしょうか。
【撮影地点のMapion地図】
(令和2年9月21日撮影)
(『9月21日の水路風景…3』につづく)

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