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羽田の進入灯で憩う…3

(『羽田の進入灯で憩う…2』のつづき)

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先端の橋脚‥‥いや、架台というべきなのか、載っているものが軽量なせいか、橋にくらべてずいぶん華奢な感じ。それでもここだけはアンテナや灯標の灯器も併設されていることもあって、天端の面積は広くとられています。

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さて、初くぐりです。正横から間近に見上げるのも、もちろん初めて。桁下高、という表示に微妙な違和感を覚えながら、酷暑下でも青空をバックに仰げたことを感謝しつつくぐります。

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むう、こういうときに限って飛行機が来ない‥‥。しかし、空港近辺は高い建物がないこともあって、仰ぐ視界がトラスで占められるのが、なんだか贅沢な感じ。

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この角度から見ると、フラッシングライトの張り出しが目立ちますね。夜間に訪ねたら、閃光が奥へ奥へと走ってゆくさまが下からもわかって、キレイなんだろうなあ。

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桁下、ど真ん中から空港方を望んで。周りが平べったいだけに、遠近画ぽさが強調されて、現実離れした魅力がありますよね。

このときは行逢船もなく、海上を渡ってくる微風と、ハルをたたくさざ波の水音のみの静かなひととき。厳しすぎる夏の陽光さえなければ、アンカーを打ってときどき通る飛行機を眺めつつ、しばらく呆けていたくなるほどの好環境でした。
撮影地点のMapion地図

(令和2年8月15日撮影)

(『8月15日の水路風景…1』につづく)

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タグ : 東京港