ようやく会えた! 巡視船「みかづき」
(『7月12日の運河風景…2』のつづき)
●曙運河を南下し辰巳埠頭に出て、墨田川造船の浮きドックと艤装桟橋のある一角を訪ねてみました。3月と4月に、船台上でトランサムを目にしたものの、いまだ全容を拝んだことがない「みかづき」がいれば、という期待があったのです。
埠頭の東角をかわって、さてどうかしら、と首を伸ばしてみると‥‥一隻もやっていますね! 「みかづき」だといいんですが!

●トランサムの船名はまだ塗りつぶされていましたが、間違いなく「みかづき」です! いや~、何度もロストしてようやっと、という感があったので、嬉しかったですねえ。
Wikipedia「しもじ型巡視船」によると、200総t、全長43m、兵装は20㎜多銃身機銃×1。速力は最近の例にならい、どうも未公表のようですね。「みかづき」は、このクラス最新の10番船になるそうです。

●正横からサイドビューを一枚。船体は塗装済みでしたが、上部構造物はマストとクレーンをのぞいて生地のまま。足場も取れていない、艤装真っ最中の状態です。
「巡視船『みかづき』進水」(世界の艦船)によると、4月7日に進水していたとありますが、4月29日は本社を、6月7日は辰巳を訪ねたのに、見ることができずハテ? と首をかしげたものでした。
入れ替わりのタイミングが合っただけなのか、特殊な艤装などでどこか別の造船所にしばらく出張っていたのか‥‥。いずれにせよ、今回は竣工までえらく時間がかかるんだなあ、と思ったことではありました。
●左舷前方から。ぐっと反った滑走船タイプのラインが、力強さを醸し出してよい角度です。船首甲板上、円筒の上に載った一つ目は、射撃指揮装置の光学センサーでしょうか。
逆光に入ると空が白くなり、シャープさに欠けるのは夏なので致し方ないものの、生地のままの船橋がキラキラして、新造船らしい初々しい魅力が感じられたものでした。

●ようやく会えたんだしと、ちょっと欲を出して岸壁に寄せ、正面から狙ってみました。サイドビューは軽快な感じがしますが、真正面から眺めるとだいぶ違って、排水量相応の重厚な印象が。
竣工後は、父島の小笠原海上保安署に配備されるとのこと。南海の護りにおもむく頼もしい増勢、ご安航をお祈りしております。
【撮影地点のMapion地図】
(令和2年7月12日撮影)
(『7月12日の運河風景…3』につづく)

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埠頭の東角をかわって、さてどうかしら、と首を伸ばしてみると‥‥一隻もやっていますね! 「みかづき」だといいんですが!

●トランサムの船名はまだ塗りつぶされていましたが、間違いなく「みかづき」です! いや~、何度もロストしてようやっと、という感があったので、嬉しかったですねえ。
Wikipedia「しもじ型巡視船」によると、200総t、全長43m、兵装は20㎜多銃身機銃×1。速力は最近の例にならい、どうも未公表のようですね。「みかづき」は、このクラス最新の10番船になるそうです。

●正横からサイドビューを一枚。船体は塗装済みでしたが、上部構造物はマストとクレーンをのぞいて生地のまま。足場も取れていない、艤装真っ最中の状態です。
「巡視船『みかづき』進水」(世界の艦船)によると、4月7日に進水していたとありますが、4月29日は本社を、6月7日は辰巳を訪ねたのに、見ることができずハテ? と首をかしげたものでした。
入れ替わりのタイミングが合っただけなのか、特殊な艤装などでどこか別の造船所にしばらく出張っていたのか‥‥。いずれにせよ、今回は竣工までえらく時間がかかるんだなあ、と思ったことではありました。

逆光に入ると空が白くなり、シャープさに欠けるのは夏なので致し方ないものの、生地のままの船橋がキラキラして、新造船らしい初々しい魅力が感じられたものでした。

●ようやく会えたんだしと、ちょっと欲を出して岸壁に寄せ、正面から狙ってみました。サイドビューは軽快な感じがしますが、真正面から眺めるとだいぶ違って、排水量相応の重厚な印象が。
竣工後は、父島の小笠原海上保安署に配備されるとのこと。南海の護りにおもむく頼もしい増勢、ご安航をお祈りしております。
【撮影地点のMapion地図】
(令和2年7月12日撮影)
(『7月12日の運河風景…3』につづく)

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